これらの言葉の存在そのものが、プロパガンダとしての「ゲーム脳」「脳内汚染」の優秀さを示している。
カウンターは所詮カウンターだ。この言葉では、勝てない。
そもそも、
ーーー早口ここから
「ゲー
ム脳」と視覚が認識した瞬間に、脳内に「ゲームに汚染された脳」という意味が浮かぶ。「ゲーム脳」という単語内に「汚染」の意味は無いが、平均的な脳内で
は既に一般名詞として意味がひも付けされているからだ。これに従って脳内部のテキストデコーダは視覚に先行してそれに続く「てにをは」を予想し、さらに想
定される文脈をキャッシュから検索して投機的な文脈解釈ルーチンが走り出す。その実行中に次の漢字「脳」がテキストデコーダ・バッファに進入するので、
キャッシュされていた解釈結果は途中で破棄され、あらたに「ゲーム脳」+「脳」の関連性捜索が始まる。解釈結果の破棄タイミングには個体差があり、解釈
ルーチンが並走する場合は脳内に解釈の混乱状態が発生する。最終的に「'ゲーム脳'
に汚染された脳」という解釈が前後の文脈ともっとも馴染む事が判明するまでにかかる時間は「ゲーム脳」のデコードにかかる時間よりも遥かに長い。
ーーー早口ここまで
要約:
非効率(より適切な符号化きぼんぬ)。
「ゲーム有害論」でいいんじゃまいか。
過去の戦史における敗者側の呼称は
・マンガ有害論
・ビートルズ有害論
・アニメ有害論
縁起も良い。ひのもとはことだまのさきはうくになのデスよ?
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