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記事番号:275

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 脳内お花畑全開っすよ。

国内地上波で初 東京MXテレビ、ユーチューブと提携
2007年07月12日20時07分

 東京都内のUHF局、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は12日、動画共有サイトのユーチューブ (YouTube)と提携し、公式にユーチューブに番組の配信を始めた。ユーチューブとの提携は、国内の地上波テレビ局としては初めて。(アサヒ・コム編 集部)

 MXテレビ は、ユーチューブ内に、ブランドチャンネルを開設し、同局のニュース番組や「石原都知事会見」「談志・陳平の言いたい放だい」を配信する。さらに、ほかの番組に も広げるCM 部分はカットして載せると いう。

「放送と通信の連携する時代で、新しい放送局としての活動を進めたい」(同社)という。

 MXテレビは今回、ユーチューブの親会社、米グーグルと提携を結んだ。ブランドチャンネルは、番組を提供してもらう代わりに、そ の番組で得られ た広告収入を、ユーチューブと分け合う仕組みで、海外では英BBCなどが利用している。

 日本語版でのブランドチャンネルの開設は、スカイパーフェクTVに続いて2社目。

 ユーチューブには、テレビ番組が著作権者に無断で投稿されているケースが多く、民放連はこれまで、日本音楽著作権協会 (JASRAC)などと共同で、ユーチューブに対して、対抗策を強く求めてきた。MXテレビも、民放連の会員だが、 「キー局と同じスタンスでやっていてもしょうがない」と、独自姿勢をとる構えだ。


 地上波放送に依らず、広告収入により無料のまま、番組を視聴できる。番組個別のエンベッドは不許可のようだが、DLはFirefox のTagiri Toolbarでできた(いーのかなコレ書いて)。

◇脳内お花畑ここから◇

 想定される波及効果は三つ:

イ. 番組流通経路の多様化:
ロ. 製作資金調達手段の多様化:
ハ. 電波利権が国を富ませる:

 くどいけど脳内お花畑全開っすよ。

イ. 番組流通経路の多様化:

全国のU局が独自番組を「世界に」配信する事が可能。これは番組内容そのものの多様化を もたらす。

例えば『県内高校野球の地区予選完全放送』は女子マネの徹夜でも集まるが、少なくとも収集と集積は組織のほうが強い。あ、でも分析は女 子マネでお願いします(ポニテなら尚可)。「ミドルテ イルな映像コンテンツ」とでもいうんですか。大手にはパイが小さいが個人の手には余る題材と いうのはいろいろあると思います。…ふ と腐女子のみなさんの方が強いかもと思いましたが思ってみただけですすいません。

また、テレビXXのXXッて番組は面白い!となれば系列キー局のお買い上げを待つまでもなく全国配信が出来る。画質より利便性。映像で 商売するならまず人々を映像漬けに。ソレ抜きでイラレナイカラダにしてしまえば後はポニテなら尚可(ナニが)。

「ワールドワイドな」広告収入が直にU局に入るだけでなく、作品流通ルートの多様化 は番組製作者(価値の創造者)にとってもおトクな話だ。競合させて有利な条件を引き出す事ができる。

ロ. 製作資金調達手段の多様化

日本の映像産業は:

 スポンサー
  ↓
 広告代理店
  ↓
 放送局
  ↓
 下請け(価値の創造者)

という流れが主な製作資金源になっている。

上流が下流にあれこれ口を挟むのはどこの世界でも一緒だが、日本の場合は上流が「XX製作委員会」という合議制なの が特徴。通常はキー局と広告代理店、そして図では見切れてるけど広告代理店の後ろのスポンサーがずらずらと並ぶ。

これなくして日本の映像製作は立ち行かないわけだが、クリエイタから見れば「ゼーレの老人達」に 見えるかもしれない。
「そんな小難しい話をやって売れるアニメができるのかね?」「そのためのガイナックスです」 みたいな。まぁ、そーだったらおもしれぇってだけだけど。あ とウタダヒカルに殴られてもいーからオレに主題歌歌わせろ(ポニテなら譲ります)。

戯作者殺すにハモノは要らぬ、和以尊為あ れば良い。合議制は創作の敵だ。
「みんなこれでいい?いいよね?ここ直すの?直したらこうなるけどみんなこれでいい?」という調子で作られるサクヒンが面白い確率は高く無い。

もしもU局が製作資金の自力調達(キー局&代理店抜き)に成功すれば「ゼーレ構造」が少し変わるかもしれない。
Google/Youtubeのスポンサーがコンテンツの内容に口を挟む事は無い。コンテンツに広告を入れるだけだ。そしてU局は "あたらしい・ワールドワイドの・収入機会"を持つ事になる。このオカネの流れが巧く拡大の螺旋にのれば、U局自身が番組の出資者となり、"委員会"がコ ンパクト化し、「価値の創造者」により純粋にナカミで勝負する事を望む、新 種のコンテンツ・ホルダーが できあがる。可能性がある。

しかし、これでは最初の製作コストをあまり大きくできない。もちろん「都知事の会見」などの安く作れる番組からじわじわ蓄積してゆく のが王道だしポニテでなくても構わないが、それを「若い芽を摘む会」が指をくわえて見てるだけとは限らない。特に鬼十則。なにしろ鬼だし。

前項のミドルテイル路線とは対局なんだけども「ゼーレ・フリーな資金」を ズ バット調達、ズバット制作、全国級の番組で世界レベルの広告収入を総取り!…を狙うチャレンジャブルな局が出て来ることにも期待したい。おおま かな方向は二つ思いつく。いやど素人が口幅ったいですけども。

一つはゼーレの老人達(出資者)を死 ぬほど増やす。

これで一人アタマの声が可聴範囲外に出る。もちろんカントクの暴走を許すという意味ではなくて、出資者代表の一本化。
例えば映画ファンド。韓国では割と盛んで、日本でもいくつか成功例があるようだ。出資者は組織の利益代表者から個人投資家の群れに切り替わる。ファンドと いうのは投資商品の一種で「映画は当たり外れが大きいけど、目利きが複数の作品をセットにしたからやや安心ですよ、どうです一口?」というもので、目利き の事をファン ド・マネージャーと言う。いろんなジャンルのファンドがあるが、さるファンド・マネージャーは「投 資の究極の目的は、貯蓄を有効に活用して社会を豊かにする事。人と文明への愛情がなければできない」てな事を言っている。 映画を扱うファンド・マネージャーの場合は映 画を通じて前項の目的を達成するためにw、大当たり確実の作品と、期待の新人を組み込んで巧みに切り回す、という事になる のな。そしてコイツが出資者全権委任代表としてカントクの尻を叩く。要するに伯楽(馬主とウマ の間に入る調教師みたいなもん)だ。マネーゲームとクリエイタ・テイマーという二つの才覚が要る。コミュニケーションだなんてキレイゴト は言わ ねぇ。調教だ調教(余談参照)。

出資者 vs. クリエイタのバトルは、カントク vs. ファンドマネージャーのタイマン勝負になる。タイマンの利点は「良い作品」と「売れる作品」の妥協水準を合議制より高くできる事だ。ゼーレシステムはカネ に「しか」興味のないおっさんが一人混じるとずるずる下がって行っちゃうし、大勢いて多数決なんかで進んだ日にゃあ…ふとネルフ本部の壊滅を思い出しまし たが怖い のではやく忘れたいですあれわ。

もう一つは既存の資金ルートを活かす 方向。

製作資金を既存の広告代理店&キー局ルートに頼る限り「ゼーレ問題」が付いて回るが、既存ルートという のは流量が莫大なものだ。もしも「老人たち」の手の届かないところでオコボレ資金を吸い取る事ができれば、多少小粒でも「価値の創造者」はより純粋 にナカミで勝負する事ができる。実は地方のU局はそのバイパスルートを既に持っている。というよりそのものだ。てのが 次の 項。

余 談:「クリエイタなんてヤナヤツばっかりだ」

「和を以て尊しと為す」は創作の敵だ。というのは、売れるモンを作らずにブンカだゲイジュツだ抜かして居座るヴォケを叩きだせないと言 う事でもある。またそれ以上に、作品の売りがナカミではなく「ダレにでも解る」ブランドに化けやすいと言う事でもある。

ひらたく言っちゃえば後期クロサワと現ミヤザキは質より名で売っていたし、売っている。これは控えめに言ってもそのジャンル全体を衰退 させたし、してゆくだろう。必要なの は、売れる才能を、コンスタントに、前面に出し続ける、ローテーション・アーキテクチャ。

集金マッスィィインは人格や名声ではなく才能を愛する。現時点での才能に見合った場を用意して搾り倒してこそ集金マッスィィイン。この大根はオロシ にゃ厳しいがタクアンならイケルぜ。みたいな(ナニサマだオレ)

例えば北米では映画がメジャーリーグ、TVがマイナーリーグとして、ベテランと新人をやり取りしてそれぞれに製作機会を与えてい る。

ぶっちゃけミヤザキさんは短編ならバリバリやれそうに見えるのだけど適切な場が無い。ご本人もいろいろ自覚があるご様子ではあるんだけど、マ ウンド譲りたくねーのは美質だよ。

ハ. 電波利権が国を富ませる

民 放連
  • 社団法人・日本民間放送連盟
  • 加盟200社。地上波テレビ局はこのうち約130社。さらにそのうち地方局は約110社
  • 地方局の社長は地 元選出国会議員と関係が深いケースが多い。
  • 大体が赤字体 質で地デジの投資負担に耐えられないと予測されている。
  • 彼らは衛星放送、CATV、キー局のネット活用に常に反対してきた。

一県一波政策:

  • 放送区域(免許制)を県域に限定する政策。
  • 田中角栄さんが郵政大臣のときに派閥議員に利権を分配するシステムとして編み出した。
  • 地方局はキー局からの"補助金(電波使用料)"でなんとか成り立っている。
  • キー局の広告収入の半分が地方局に流れる(図は経産省のpdf から模写、ageha 続々・あたらしいテレビのはなしからリサイクル)。

タダで国から配分された電波で、キー局の番組を放送するだけ で、トーキョーから自動的にオカネが降って来る。しかも番組製作費は償却済み。というのが電波利権だ。なにゆえに地方局が赤字なのかはつまびらかではない が…まぁ、「地域の皆様のために」吐き出してるってとこなんでねぇかと思う。

腐敗っちゃ腐敗だし非効率っちゃ非効率だし衛星放送あんだから 地上波要らない地域も多いんじゃないのとも思うのだ けど、キー局の広告収入の半分(30分アニメ一話で4千万のうち2千万)という金額が「ゼーレ構造」 からダダ漏れている。他にも赤字体質なんで「地方の為に」なにかと公的資金の投入を受けがちであるそうな。

善し悪しは脇に置く。流れ込む「ゼーレ・フリー資金」がそこにあるというのが肝心だ。このカネ、ちょいとU局の 自主制作=コンテンツ・ホルダー化に 回しちゃいただけませんかというのが、そうだなぁ、、、麻生タソあたりに願かけしてみればいいのかしら。

U局一社あたりぢゃ大した額でもないだろうし、赤字でもあるの なら、四国4県合同制作とか。ビデオクリップ甲子園みたいな半CGM企画で安くあげるとか。なにもアノ手の企画をNHKのデジスタに独り占めさせておく事 は無い。

いやいやアリモノから始めたって良い。地元でしか見られない CMをそのまま流すとか。見たいぞなんか、フリップを30秒映すだけのCMとか。地方のおもしろCMとか。まぁ一回 見りゃ十分だけども、それだってなんかで話題になりゃYouTubeから広告料が期待できる。県内ニュースだって「世界中」どこからでも、、、ん?

そうだニュースだ。見せてやんなよダグワドルジが地方巡業で何 喰ってるかをモンゴルに。秋田のコメがどんなふうに作られてるかを中国に。ジェンキンスさんのバイクをアメリカに。群馬の小学校をブラジルに。台風でよろ めくアナウンサーを、地震で揺れるコンビニの監視カメラを、四万十の鵜飼いを宮崎の地鶏を高崎の餃子を盛岡の冷麺を金沢の町並みをカムイワッカの温泉滝 を、 そして8月15日の甲子園の黙祷を世界に。

農業観光文化政治風俗、付けるよボランティアで英語字幕くら い。下手だけど。エン ベッドさせてくれ。47都道府県の電波利権がまるっと地方経済の自立化ブースターにならねぇか?全部まるっとソフトパワー・アンプリファイアに化けねぇ か?その為にちょいとその「ゼーレ・フリー資金」回してみなれん か?

まずはアリモノのニュースをインフォマーシャルと考えるだよ。県産品と観光資源をアッピールすると広告料が貰えるだよ。その金貯めて番 組作るだよ。県 民だけ考えてジャンルを絞り込めばいい。京都なら歴史ドキュメンタリ、愛知なら自動車産業史、熊本なら環境汚染、マジで世界の専門チャンネルが買いに来る だよ。キー局から見りゃ大した売り上げにはならないかも知れないが、県経済に貢献できりゃそれでいい。強いジャンルにずぶずぶハマって行けばいい。あるで しょ各県に郷土史家の多い分野とか、なにかしら知的リソースの偏在する分野が。シルク ロードの番組を、日韓中独米の自動車産業の番組を、世界の環境対策を、ちくちく作り溜めする専門著作利権が47個。BRICsは2世代は追いつけない。ハ リ ウッドはそこまで絞り込めない。BBCは遠すぎる。ユーラシアの右半分に映像覇権を打ち立てるのぢゃ。

…てのはヨタが過ぎるにしても、田中角栄さんが作った利権回路 の数々って、実はハナっ から所得倍増政策に取り残された地方経済が自力で自立性を取り戻すためのタネモミだったんじゃないかと思うんですよあたしゃ。そ の為の電波利権です。

なお、日本一短い新潟県の女子高生のスカートはオレに(ポニテな ら尚可)。


agehaにオリジナルなんてないです。

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  1. 電波利権(書評)

    2007年07月30日(月), blog50-1

    blog50-1:「レッツ地デジ」とつぶれたゆで卵 - livedoor Blog(ブログ)と先に持論を展開してから・・電波利権を読む。今日も新聞に楽天がなんか悪いことしているがごとき報道がなされている。(地方局)ネットワークは一丸となってTBSを支援・・・。この本を読めば、結果..

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