2007/11/15を以て当ブログは更新を停止しました。
記事は全てこのままですが、基本的に内容はOut of dateとお考え下さい。
→Next。
知った場所:だめにうすさん
本記事は「P2Pとかその辺のお話」さんの記事「DRMフリーへの流れがAppleのDRMによるiPod/iTune支配を延命する? (2007年05月 18日)」を軸に当方の過去記事をマッシュアップしたフィクションです。てゆうか面白かったのでオレもオレもで便乗しました。
厚顔無恥なるパクリであり、許されざる愚行であり、オレの目に映る真実です。
どちらでも「iTMSで買ったもんはiPodでなきゃ聞けない」とか、「着うたで買ったものiPodに入れても無理!」というフシアワセが減る。 音楽産業全体がハッピー。機器メーカーもハッピー。消費者も今よりはハッピー。
Appleの選択肢は2つ。Open DRM(ex;iTMSのFair Play技術を他社に使わせてあげる)か、はたまたDRMフリーか。
望み得る最大の利益をもたらすのはどちらか、、、THINK !
構図一変、大・逆・転。
| ー | ワルもん | イイもん |
|---|---|---|
| 使用前 | デジタル・コンテンツ流通の支配者Apple | Open DRMを求める消費者と音楽業界 |
| 使用後 | DRMを求める音楽業界 | DRMの無いセカイを求めるApple |
追加効果
補強材料
話を持ちかけたのがジョブスさんであるにしても、決断したのはEMI自身だし発表したのはEMIの方針だしiTMSは最初の流通チャネルの一個に 過ぎない。彼が記者発表に同席するメリットは、EMIよりAppleの側にある。
AmazonとEMIの提携(07/05/17)
予見し得る範囲の未来に於いて、これでOpen DRMの道は遠のいた。
EMIという存在がある以上、DRMにこだわる会社は批判されるし、こだわればこだわるほど自分で自分の首を締める事になる。
Amazonは捨て難い。しかし、DRMを捨てるのは…というWarner、Universal、Sony
BMGの葛藤が長引けば長引くほど、iTMSがその重みを増す。
EMIは現在、4大レーベルの中でもっとも経営が苦しい存在だ。ひらたく言えば売れるアーティストをあんま抱えていない。
Appleは残り3レーベルを自社DRMの「事実上のコンテンツ流通独占」の中につなぎ止めておける。
消費者をiTMS/iTunes/iPod/AppleTV/iPhoneの中に囲い込んでおける。
スティーブ・ジョブスの公開書簡

ふつうのMacはたぶん出ない。
目を覚ませマカー、AppleがBig Brotherだ。
それでAppleの流通独占が危うくなって初めて、Open
DRMへの筋道ができる。完全DRMフリーなセカイが必要かどうかはその後で考えればいい。
もしも「ふつうのMac」が期待できるとしたら、その後だろう。
参考記事
更新履歴
はじめまして、heatwaveと申します。
このたびは、私の拙文を利用していただき、
誠にありがとうございます。
以前より貴ブログのファンである私(ドザー)にとって、
これほど喜ばしいことはありません。
情報は共有され、多くの人によって修正、改変、再構築、
新たな情報、表現の付与がなされることで、よりいっそうの
価値を持ちうると考えております。
そういった意味でも、利用していただいたことは、
本当にうれしい限りです。しかも、私の拙文をこうも見事に
作り直し、新たなものを作り上げていただいたことも
本当にすばらしく、そしてうれしくと思っております。
妄想主の私ですら、面白い!!と思ってしまったくらいですから。
そういった意味では、うれしいやらジェラシーやら。
なお、CCライセンスに準拠していただいておりますので、
権利上の問題は一切ございません。
追伸:
あたらしいxxのはなし、これからも楽しませてくださいね。
エンコード関係の記事をいつも興味深く拝見しています。
さて、ジョブズのThought on Musicですが、私は「iTunes/iPodの人気はその使いやすさのためで、DRMでの囲い込みは不要」というジョブズの自信の表れととらえました。
http://www.rollingstone.com/news/story/5939600/steve_jobs_the_rolling_stone_interview/
この2003年末のジョブズのインタビュー記事によりますと、ジョブズは最初からレコード会社に対して「DRMは役に立たない」と言っていたようです。「And so they're fairly vulnerable to ... and we don't believe it's possible to protect digital content.」あたりで読めると思います。
■heatwave様
はじめまして。
貴記事を読んだ瞬間にいつもウマく形にできずに居たもやもやが
バチバチッと組み上がりまして。一気に書きました。
非礼ではありますが捨て難く、ご不興覚悟で公開したのですが予想外のお言葉
感謝の極みでございます。
不躾で視野の狭いど素人ですが、差し支えなくば貴ブログにて勉強させて頂きたく、
よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
■マカーの寝言様
x264ユーザはx264の欠点を、MEncoderユーザはMEncoderの欠点を、あまり言わない傾向がありますから、ご賢察の通り、自分のエンコ関係の記事には偏向があるはずです。
自分としては、ナニを言うかよりナニを言わないか・ナニをするかよりナニをしないかを重視し、複数の情報源を組み合わせて考えるクセがついています。複数というのはURLではなく、発信元の利益線(というのかな)の事です。例えば自分の利益線は「MEncoderの使い手が増えて、自分にとって有益な情報がweb上に増える事」です。
「DRMの無いセカイ」は美しい理想ですが、
・Fair PlayがWindows Media DRMのように他社に公開されれば
・そしてOS9時代のように他社製プレイヤでもiTunesに接続可能であれば、
現状よりは、そこに近づく事ができます(消費者、版元、Appleの三方一両損)。
記事の通り、Thought on Musicは「美しい理想」と「自社サービスの使いやすさ」武器にして、可能な限り長く消費者を囲い込み続けるイイワケにしかなってないと考えます。
heatwaveさんの元記事はこの点をより精緻に指摘されています。
http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-449.html
そしてこれはデジタル・コンテンツ・ディストリビューション全体の未来を左右する問題です。Apple一社に委ねて良いものでは断じてありません。
heatwaveさんの意見とマカーの寝言さんの見解とagehaの妄想のどれを採るかは見る人それぞれの判断ですが、最終的には各自の脳内に占める情報取得元の配分比で決まっている部分が大きいと思います。
マカーであるわれわれはどうしてもApple由来の情報や、Appleを支持する情報に接する機会が多い点に注意を払う必要があります。確実な根拠の無いセカイではありますが、この疑念がAppleをBig Brotherと呼び、世のマカーの注意を喚起する理由であります。