AwkwardTVプロジェクトというのは、どうもApple TVの情報を集約していろいろと機能を拡張しようぜというプロジェクトの模様(もちろん合法的な範囲で)。
wikiには例として、対応コデックの追加、内蔵HDの拡張、外部HDの接続、SSHやVNCでリモートコントロール、といった事柄が上げられています。
AwkwardTV project のOzyがApple TVをUSB接続した外部HDから起動する 方法を見つけた。 分解したり内蔵HDを交換する必要は無い。
彼のビデオ(YouTube)では、Apple TV は外部ドライブの改造したシステムから起動している。
AwkwardTVは現在、内蔵HDのマウントや編集を可能にするUSBドライブ用のOpen Source Darwin kernelベースのブータブルイメージ作成を試みている。これが成れば、分解抜きでSSHをイネーブルにしたり、するような様々なハッキングが可能になる。***
※ハッキング/ハッカーというと悪いイメージがあるかもしれませんが、正しくは「スゴい事をする/それができる人」くらいの意味で、敬称です。パソコンの知識を犯罪に使う事/人はクラッキング/クラッカーと言います。為念。
英語がいまいち聞き取れませんが、YouTubeのビデオではAwkwardTVのロゴが表示されるがその後Appleのロゴが表示され、リカバリー画面に入っているように見えます。ブートシークエンスに割り込めましたよ、といった段階のようです。
USB ポートはデフォルトでは機能しません
Appleによると、USBはApple自身のサポート専用です。
なんらかのソフト的な手段でディスエーブルされているようです(あるいは EFI上ですらあるかもしれない)。
Command-Sでシングルユーザーモードで起動する事から考えて、EFIでディスエーブルにしている可能性は低く思えます。
USBをイネーブルにする方法
現時点ではApple TV OSでUSBデバイスを使う手段は発見されていません。可能になり次第この場所にポストします(幾人かがIOUSBファイルのスワッピングを試みましたが 未成功です)。
Command-S でシングルユーザーモード起動
しかしながら、USBポートはハードウェア的な意味ではフル機能を発揮します。
キーボードを挿して起動時に Command-S を押下げるとシングルユーザーモードで起動します。
ブータブルUSBドライブを接続し、再起動中にリモートで"menu" と "-"を押します。これはOzyが発見しました (Video) (YouTube) 。
Ozyが使ったのは、区別するためにブートピクチャを置き換えた内蔵ドライブのクローンです。Apple TV OSがブートプロセスの途中でUSBをディスエーブルにするため、ブートは完全ではありませんでした。でもな?コイツは起動だろ?次はDarwin mini USB drive imageを作ってみるとしよう。
USB driveからのリストア
phoemが、内蔵ディスクのリストアと、imageを使って外部USBドライブからのSSHをイネーブルにするインストラクションを書いた。
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知った場所:Gizmodo’s Top 5 Apple TV Hacks
他に内蔵HDを120GBにする方法や、FrontRawの見た目をAppleTVっぽくする方法などが紹介されています。