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Download Day - Japanese

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記事番号:174

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〜おねがい〜
このエントリを書くに当たってYouTubeとか見まくったので、
言い回しなどに一部不適切な影響が残っている可能性があります。
心を強く持って離れて読んで下さい精神的に。
あとagehaにオリジナル無し。

ぜんかいのあらすじ

 情報の結節点上に築かれた既存のTV体制は、社会全体に非効率を押し付けています。
 テレビとインターネットの結合に失敗したら、日本の情報化は死んでしまいます。
 「政治」のイニシアティブは期待できず、「行政」の利害調整ではスカッと打開できない。
 どっちも ダメなら 「ネット」の力。なのです。

どうがきょうゆうサービスについて

 2006にブレイクしたのはようつべとステ6ですが、2000〜2005にかけて始まった動画共有サービスは他にもあります。いくつかは潰れるでしょうが、続々と出て来る事は確実でしょう。補助アプリもスタンドアローンからFirefox機能拡張まで、いろいろ有るようです。
 画質に関しては、Stage6やdailymotionクラスであっても「立ち読み」級だと思いました。地デジや感動度250%はもちろん、地アナと比べても雲泥の差です。しかし、iPod/PSP/携帯電話などに多様化した視聴デバイスや「ながら視聴」、それからブログへの引用では現状でも充分でしょう。てゆうかむしろベストではないかと。
 新しくて楽しい事があれば誰でもそれは試してみたいものです。横からアレはダメこれはダメと言うだけの人は、煙たいものです。ですから、コピーライトやDVD売り上げへの影響の問題は、ここではいったん脇に置く事にします。

 なぜならば、大切なのはそこに巨大な需要がある事だからです。

どうがきょうゆうサービスのポイント

A. 動画共有サービスから視聴者が受ける利便性は以下の通りです。
  1. 事実上のIPサイマル放送
  2. 事実上のビデオ・オン・デマンド(最近見つけた例
  3. 事実上の放送と通信の融合(ブログへの引用、URLリンク)
  4. 視聴者によるレーティング(タグ、コメント、ブログによる言及、ソーシャルブックマーク、、、)
B. 可能性としては次のものが挙げられます。
  1. ピンポイント広告(個人の視聴履歴や検索キーワード に基づく広告表示)
C.欠点としては次のものが挙げられます(2007初頭現在)。
  1. 画質
  2. 作り手の収益保全手段

つかってみたかんそう

 放送の場合、見逃したら・録り損ねたら終わりですが、動画共有サービスで見る事ができるならそこで視聴機会が持てます。実際、自分は絵柄の好みで避けていた涼宮ハルヒを今回初めて見ました。世間の話題になってから、もう見逃しちゃったから・録画し損ねたからまぁいっか、よりは、画質は落ちても見られた方が視聴者にとってはしあわせなわけです。それは作者や個々の作品にとっても同じなのではないでしょうか。残念ながら、個人的には、そんなに面白いかなぁ?って感じでしたけども。
 TV事業者は最大の番組配達人かもしれませんが、全ての需要を拾えるほど小回りが利くわけではありません。でしょでしょ?(アレ?)

 そもそも、ユーザーが自分の手間を割いてアップロードするのはほとんどの場合その作品が大好きだからで、要するにファンがタダで宣伝をしてくれているという面があります。例えば、自分が見たハルヒにはでら丁寧な英語字幕が付いてました。台詞がうざいくらい大量な作品なのでアレ読むだけでも面白いですし、その気ならアップロードした人にここの字幕はなんでこうしたのとコメントで聞く事も出来ます。もちろんそれは作品の本質ではありませんし、海外での収益機会を奪ってると言われればそこまでです。でも超愛してなきゃできねぇだろ〜あれわ。敵視一辺倒では、コミケはコピーライト侵害だから全面禁止にしてしまえというマンガ出版社と違いがありません。
 TV事業者は番組のコピーライト保有者かもしれませんが、それが全てに優先するとは限りません。何事もほどほどが肝要。でしょでしょ?

 もちろん、「利用者の節度」と「作り手の権利」に適度な折り合いがつくまでには、何件かの「訴訟」が必要かもしれません。しかし一定の範囲であれば(例えばいくつかの「事件」を通して形成された"暗黙の了解")、動画共有サービスをコンテントの露出機会(リヴィール・ウィンドウ)にカウントするほうが、トータルではそれを愛する全ての人にとってプラスになると思うのです。
 TV放送は最大のウィンドウかもしれませんが、それが唯一無二である必要はありません。でしょでしょ?

 さらに、可能性としては、ピンポイント広告で、製作社が直接に収益(次回作投資資金)を得る途もあります。YouTubeでは、映像を見終わると関連ビデオへのリンクが出て来ますが、そこにDVDや関連商品のアフィリエイトを出すとか、映像とは無関係のCMが出るようにして、視聴回数が多いほど、ダウンロード回数が多い程、製作社に広告料金が入るしくみを作るのは、不可能な事ではないと思うのです。これであれば自分のようにちょろっと見ただけのアクセスも収益機会となります。
 放送局は最大の資金提供者かもしれませんが、それが唯一無二である必要はありません。でしょでしょ?

 あとテレビと関係ないですけど、いまどきWinny使ってる人ってかなりヤバい印象です。ウィルス対処能力が。いまだに情報流出事件が後を絶たないというのは、暴露ウィルス?なにそれウマい?ってノードが沢山ある証拠だと思います。コピーライトだけで切ればどっちも悪でしょうが、情報セキュリティ的にはWinnyへのコンテント供給を減退させるものにはメリットがあります。ひらたく言うと安保/公安マター。
 悪とよりマシな悪しか選択肢がないなら躊躇なくよりマシな方を選べ。それが理想的な世界に近づく唯一の道だと思うぞ?(ここだけ芝村)

けつろん

 もちろん、現在の国内法ではアップロードは明白な違法行為(公衆送信化可能権の侵害)ですから、コピーライト保有者の意向があれば、YouTubeは動画を削除します。また、2008年通常国会に提出予定の著作権法改正案にて"海賊版のダウンロード"が違法となる見込みでもあります。現在の動画共有サービスが100%完璧無問題と言うつもりもありません。

 しかしながら、問題視すべきは学級会じみたコピーライト論よりも、
 それらの問題を改善した、より洗練されたサービスが、
 国内から出てこない事のほうだと思うのです。


 というかTV局が自前でVODやりゃYouTube対策にお金かけなくてもいいと思うんですよ。いやいろいろ有るのは解るけど、解決して見せなきゃTV局の社会的有用性は減る一方だし、そうなるとTV局が番組のコピーライトを保持する社会的妥当性に疑問符がついてしまふ。
 コピーライトさえクリアになれば、動画共有サービスの方が、現在のTV局よりも公共性が高い。と思いました。情報伝送経路として。

 頭書の通り、このエントリでは法的問題は捨象しています。
 自分はなによりもまず需要の存在に目を向けるべきと考えているからです。
 消費者や視聴者は、サラリーマンに正義や倫理の代弁者である事を期待していません。常に更なる便益の提供を期待しています。法的な問題を抱えつつも普及した存在があるならば、それはネギと鍋とカセットコンロ背負った鴨の群生池(だし汁入り)も同然です。タダでリスク背負って新規事業の実験してくれてるわけですし。

 既にCBSの最高経営責任者は"コンテンツ所有企業はインターネットでコンテンツを入手したいというユーザーニーズの取り込みに失敗した音楽業界の前例に留意すべきだ"として、実のある動きを見せています。
 映像需要を喚起するなら、なによりもまず視聴者を映像漬けにする必要があります。「光学ディスクを買うほど能動的では無いが、テレビを放送で見るほど受動的でもない層」により広く映像を届けた方が、もっとたくさんのひとをしあわせにすることができるのじゃないでしょうか。
ブルーレイは大好きだがコピーワンスは大嫌い(ITmedia ライフスタイル:2004/10/06)
※太字原文ママ
「私はディスクを踏んで割ってしまうということがよくあるので、大切なコンテンツのバックアップを取れないのは辛い。画質が向上するとユーザーが不便になるというのは絶対におかしい」
 麻倉氏がこのような話をある会合で語った時に、とある在京キー局の人がこう語ったという。

 「放送は生で見るものです。アサクラさん」

「コピーワンスは、もしかしてエアチェックする気をなくさせるのが目的ですか?との質問に対して、在京キー局の人は『まさしくその通り』と答えて非常に驚いた。こういうことをいっているのだから、ハイビジョン時代になっても放送局の体質は全然変わっていない」
放送・通信の在り方に関する、私見その9(古川亨ブログ:2006年6月16日)
それに対して、1080i擁護派は、「1080iが優れた方式で、議論の余地は無い、プログレッシブの話をするなら帰れ!!」(実際に砧の某研究所で当時の所長に言われた言葉ですが...今の所長さん(E並氏)はとても紳士ですので、私は尊敬しております。決して誤解のないように)郵政省の会合でも何度となく放送のプロ達に諭(さと)されたものです。「君はPC業界に都合の良い方向へ持っていこうとしてるんでしょ」「崇高な放送の世界を邪悪な世界に引き込もうとしている」と..多くの人が同席する会議の場で私は名指しで糾弾されたものです。
将来のデジタル放送の規格に720pは絶対入れないという強い意思とあらゆる活動は「1080iと720pを併記したらどうか」と主張する陣営を徹底的に痛めつけました。

 そもそも著作権は経済的私権保護の為に設けられた表現の自由に対する例外的制限事項、より直裁的には、利権です。
 YouTubeをめぐるコピーライト紛争の正体は、社会と放送事業者の価格交渉に過ぎません。
 商品は、情報。この場合は番組です。
 そして、既に視聴者/消費者の手には、有効なカードがあります。
 コピーライトの主張は常に部分最適解であってそれが全体最適解と一致するとは限りません。
 生き残るのは、より全体最適解に近い部分最適解を実現したもの。
 すなわち、最も善く公共の使命を果たすもの。

 すなわち、「あたらしいテレビ」です。

 公共性や報道の使命が既存の放送システムと一体不可分であるかの如き主張は、この価格交渉ゲームに於いてはむしろ重荷、自縄自縛になりかねません。
 
 テレビ局がもはや時代や視聴者のニーズより既得権益の保全を優先するならば、彼らの社会的有用性(=公共性)は差し引きでマイナスとなります。彼らの事業はバランシング・ポイントまで縮小を余儀なくされるでしょう。それも極めて近い将来にです。

 なぜならば、インフラごと鎖国可能な携帯電話事業とは異なり、IP網の遮断はほぼ不可能だからです。たとえ今この瞬間に地アナ停波を実行し、DVDの所持販売を非合法化しても、映像はIP網を通してやってきます。

 動画共有サービスが出揃ったのは2005年。ブレイクしたのが2006年。まだ始まったばかりです。そして、地アナの停波まではまだあと1654日、236週間と2日、18四半期+1個月、ドッグイヤー換算で31.5年「も」あります。

 てゆうかそのへんの感覚を肚に落としてないからネットで嫌われたり買収されかかったり受信料貰えなかったりすんですってば!

 停波を早めてコピワンに篭城するか、損害覚悟で撃って出るか。
 前者は全滅までの時間稼ぎに過ぎません。後者なら再建の基礎は残せます。
 対案抜きで相手の非を鳴らすだけというのは当事者能力を欠いています。

 公共性とか報道の使命とか学級会みたいのはいーからさー、もっと自分のコトバで語ってくんなきゃテレビツマンナイ!そうした人々の社会的有用性(=公共性)は高くありません。彼らには情報流通のサイクルからはご退場いただき、代替事業者の登場を促すべきです。

 情報革命を肚に落とせない者や、パニクってコトバのチカラに縋る者に興味はありません。
 作り手に正当な報酬を届けられる者、作り手と製作資金を直結できる者、VOD視聴と広告を繋げられる者、ほんとうの放送と通信の融合を実現できる者、あたらしい著作権を形にできる者、あたらしいテレビを形にできる者がいたらあたしんとこに来なさい。

  なぜならば!テレビとインターネットの結合に失敗したら、日本の情報化は死んでしまうのですから。

 Godspeed YouTube.

続く

参考

1. 国内TV事業者と競合する存在
 ※主観的相対評価。イニシャルコストは含めない。
名称 画質 視聴コスト 情報
選択の自由
情報
蓄積の自由
情報
電送の自由
地上波アナログ放送 X X X
地上波デジタル放送 ◎◎◎ X XXX XXX
動画共有サービス X
HDレコーダ X
Mac or Win + iTMS/iTunes/iPod/Apple TV X X
HDレコーダ + ロケーションフリー
Win + Slingbox

2. 主要な動画共有サービス
  1. GUBA
  2. Veoh
  3. Stage6
  4. YouTube
  5. dailymotion
3.ちなみに鶴屋さん派

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  17. tag:MeGUI
  18. tag:x264(r600)コマンド対応
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  20. PSPファームウェア3.30
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