URLが
http://ffmpeg.mplayerhq.hu/に
変わっている事に気が付いた。やはりMPlayerとffmpegは兄弟プロジェクトだ。
~~~~~~~~~~~~~試訳ここから
ニュース
(6月1日, 2006) FFmpeg はGoogle
サマー・オブ・コード(SoC)プログラムで5つのプロジェクトを得た。5プロジェクトの
詳細は
FFmpeg
SoC about page 参照。
(6月1日, 2006) FFmpeg cvs
からsvnへの移行完了。cvsサーバは廃止。
(5月2日, 2006) FFmpeg は今年の
Google Summer of Codeに
参加の予定。有志はMultimediaWikiの
候補プロジェクトリストを見て欲しい。
(5月2日, 2006) FFmpeg は数名の開発者と共に
LinuxTag 2006
に参加。Free Video ブースで会おう。
※
見本市のようなもの?
(10月16日, 2005) 最近の開発版 FFmpeg
にはDuck TrueMotion 2 デ−タのネイティヴ・デコーダが入っている。このデコーダは人気の高い
Final
Fantasy VII game (Win版)のデータを扱える。いつもの通り
最新のCVSをチェックして欲しい。
(8月17日, 2005)
沢山の方々の寄付のおかげで新しいサーバを注文できた。数週間で稼働する予定。詳細は
MPlayer
news page
を見て欲しい。ありがとう!
(8月6日, 2005) 数日前、FFMPEGがホストしている
MPlayer
プロジェクトのサーバに深刻な障害がおきた。新しいサーバと設置場所を借りるために寄付を募ります。FFmpegの存続に手を貸して頂ける方はよろしくお
願いします。詳細は
MPlayer
news page を見て下さい。
※
たしかエアコンが死んだとかだったと思う。200GBのHDが一個欲しいとか、できればP3も欲しいとか、なんかむちゃむちゃつつましい要望だったと思
う。
(5月20日, 2005) 最近の開発状況から:
- Fraps
FPS1 ビデオ・デコーダ。このビデオコデックには3つの異なったバージョンがあり、新しいデコーダではこれまでのところ古い方の
二つをサポートしている。アップデートを見逃すな。Stay tuned。
- libavformat library のネイティブOgg demuxer機能。
- VP3 デコーダの実装完了(*implemented correctly*)。さらに、新しい
Ogg
demuxer はデコードの為に Theora
ビデオパケットをVP3に送る事ができる。Put another way(*
言い換えると?*)、FFmpeg はTheoraビデオのデコードをサポート。
- 自前のネイティブVorbis オーディオ・デコーダを実装。
(5月5日, 2005)
Apple's
QuickTime Player 7 が公開された。執筆時点ではこのプレイヤはMac OS
X専用で、最新のQuickTime
ファイルもMacOSXでしか見る事ができない。
FFmpegベースのマルチメディアアプリケーションを使っていない限り
は。 FFmpeg
および
x264
プロジェクトに貢献したマルチメディア・ハッカー達のおかげで、FFmpegの
libavcodec は既に最新のApple QuickTimeファイルの中にある
next-generation
(勿体ぶった言い方だ!) H.264 ビデオコデックデータをデコードできる。 フリーでオープンソースの
FAAD
AAC デコーディング・ライブラリ (音声トラック用)や優秀な QuickTime ファイル
demuxerと共に、オープンソース・ソフトは
ネット上の
最
新のマルチメディアファイル を扱う能力を
既に持っている。
You're welcome.
(3月6日, 2005)
Appleの Lossless Audio コデック
(a.k.a. 'alac')実装。いつも通り、CVSをチェックして欲しい。
(2月28日, 2005)最近の新機能から二つを紹介:Shorten
losslessオーディオ・コデックとLOCO
videoコデックのネイティブ実装。 さらに、既に多くの人が検索エンジンで発見済みのMartin Boehmeの FFmpeg API
documentationへリンク。詳細は
documentation
page 参照。
(2月6日, 2005) 新しい
互換性
(*compatibility*)
page を追加。特定のプロプライエタリ・マルチメディア・プレイヤとの互換性が必要な際に、どのFFmpeg
エンコードオプションがベストかを知る手がかりとして。
(1月24日, 2005) スルドイ人は最近のCVS版にVC-9
デコードが実装された事に気が付いたと思う。この機能はまだ極めて試験的な段階だが、最終的にはMicrosoft
VC-1/VC-9/WMV3/WMV9 ビデオデータのデコードの土台となるだろう。
(12月10日, 2004)
最近の開発状況から:
- Creative ADPCM audio decoder
- Electronic Arts Multimedia (WVE/UV2/etc.) file demuxer
- Miro VideoXL (VIXL) video decoder
- H.261 video encoder
- QPEG video decoder
- Nullsoft Video (NSV) file demuxer
いつもの通り、全機能リストは
main
FFmpeg doc 参照、最近の変更は
Changelog参
照。
HELPを探してる?
mailing
listsに参加して下さい。良いトラブルシューティング情報をもたらす事を忘れないで。
プロジェクト概要
FFmpeg は音声と映像を録画/録音、変換、ストリーミングするための完璧なソリューションです。内蔵する
libavcodecは、
先端的なaudio/video
コデック・ライブラリです。FFmpegの開発はLinux上で行われていますが、Windowsを含め大半のOSでもコンパイルする事ができます。
FFmpegプロジェクトを構成するコンポーネントは以下の通り:
- ffmpeg
ビデオファイルフォーマットを変換するコマンドラインツール。TVカードからのキャプチャ(*grabbing*)と
リアルタイムエンコードもサポート。
- ffserver 生放送(* live broadcasts*)用のHTTPマルチメディア・
ストリーミング・サーバ (RTSP は開発途上) 。タイムシフトもサポート。
- ffplay シンプルなメディアプレイヤ。SDL と
FFmpegライブラリがベース。
- libavcodec 全てのFFmpeg
audio/video
エンコーダ/デコーダを含むライブラリ。ベストパフォーマンスとコードの再利用性の為に、コデックの大半はスクラッチで書き起こされている。
- libavformat 全ての一般的なaudio/video
formatのためのパーサとジェネレータ(*parsers and
generators*)を含むライブラリ。
~~~~~~~~~~~~~試訳ここまで
本質的にffmpegは『エンコードするための道具』というよりは『開発を楽しむもの』。サイトのつくりやドキュメントのショボさからはそういう印象を
受
ける。知りたければソースコードを読め、メーリングリストに来て(ただの質問ではなく)開発に参加してくれ、みたいな。元々それがオープンソースというも
のだが、ffmpegは特にその傾向が強い。いやまぁ、自分の比較対象はMEncoderだけだけど。いわゆるマカー(ボクにも使える、簡単で美しくて人
にやさしい)なスタンスに留まる限りは水と油という気がする。
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FFmpegプロジェクトは、あくまで音声と映像を扱うライブラリ(特にlibavcodec)の開発が主目的であり、ffmpeg/ffplay/ffserver は、これらのライブラリを用いたサンプルアプリケーションに過ぎないというのが、本来のスタンスだと思います。
新しいコーデックの追加や、既存のコーデックの性能や機能の改善には積極的なのに、ffmpegのユーザビリティや、上記のライブラリと直接関係がない機能の追加についてはあまり進展がないのも、これで納得できますよね。
以前のFFmpegはlibavcodecにしか注力していなかったので、libavformatはサンプルであり最低限動作すればそれで良い、それ以上の機能を求めるなら他のプロジェクトが提供するコンテナ専門のライブラリをlibavcodecと組み合わせて使うか、自前で何とかしてくれという方針だったのですが、コーデックとコンテナの組み合わせで発生する問題が増えた、コンテナ専門のライブラリで良い物がなかなか現れない、本来はサンプルアプリケーションであるffmpegを直接呼び出すffmpegXのようなwrapperがやたらと増えた等の理由から、libavformatについてもある程度面倒を見る羽目になってしまったというのが現状のようです。