原文:MPEG Streamclip1.8を右クリック→Contents/Resources/English.lproj/Guide.rtf
もくじ
-
MPEG Streamclip 1.8
- COPYRIGHT
- NEW IN VERSION 1.8
- NEW IN VERSION 1.8b2
- NEW IN VERSION 1.8b1
- MPEG STREAMCLIP ON INTEL
- OVERVIEW OF MPEG STREAMCLIP
- SETTING PREFERENCES
- OPENING STREAM FILES
- OPENING A STREAM OVER THE INTERNET
- DOWNLOADING A STREAM
- READING STREAM INFO
- CHOOSING AUDIO AND VIDEO PIDS
- AUDIO MODES AND MULTICHANNEL AC3
- AUDIO MODES AND MPEG AUDIO
- MAKING A SELECTION
- TRIMMING THE STREAM
- EDITING THE STREAM
- FIXING TIMECODE BREAKS
- USING THE EDIT LIST
- THE LOG WINDOW
- SAVING THE STREAM
- EXPORTING TO QUICKTIME, AVI, MPEG-4
- AUDIO AND VIDEO FORMATS SUPPORTED IN AVI FILES
- EXPORTING TO DV STREAM
- EXPORTING A FRAME
- CONVERTING THE STREAM
- PLAYING THE STREAM
- USING BATCH PROCESSING
- USING MPEG STREAMCLIP WITH THE DREAMBOX
- USING MPEG STREAMCLIP WITH THE TOPFIELD TF5000PVR/TF5500PVR
- OTHER COMPATIBLE DEVICES
- INTERNATIONALIZING MPEG STREAMCLIP
- SUPPORT
- BUGS?
MPEG Streamclip 1.8
Universal Binary
Copyright © 2004-2006 Squared 5
TRANSPORT
ストリームを含むMPEG-1/MPEG-2ファイルのコンバータ。再生、編集も可能。MPEG-2カムコーダ、DVD・DVHSレコーダ・DVBセットトップボックスの動画ファイル処理に向く。APPLE FINAL CUT PRO、DVD STUDIO PROと互換性あり。
その他に、DIVX 6ムービーの作成、書き出し、編集。iPod向け書き出しの改善。動画ファイルのダウンロード、STREAMED/REMOTE PLAYBACK と編集。FLVビデオ(YouTube, google)の取り扱い。
MPEG-2ファイルの再生・書き出しには、別途Appleの MPEG-2再生コンポーネントが必要。これはFinal Cut Pro 4/5, Final Cut Studio, DVD Studio Proに同梱されている。これらを持っていない場合は、Appleからオンライン購入できる。QuickTime Proは不要。
DivXの編集/書き出しには、DivX 6.5以降またはXviDが必要。FLV再生にはPerianが必要。WMV再生にはFlip4Mac WMV Playerが必要。
http://www.squared5.com
squared5@mpeg-streamclip.com
COPYRIGHT
このソフトはイタリアのSquared 5が書いたものです。コードはAC3 decoder、AVI importer、DreamBoxやTopfield 5000向けの機能を含め、全て完全にオリジナルです。オープンソースのものを含めて第三者のコードは一切使っていません。また、ソフトのデザインもまたオリジナルです。如何なる第三者のアプリケーションのリバースエンジニアリングも行っていません。このアプリケーションがきちんと動作するのはきちんと書かれているからであり、ソースコードのリサイクルをしていないからです。
NEW IN VERSION 1.8
ファイルメニューのOpen URLコマンドは、インターネット越しにストリームを開き、(バッチ)ダウンロードできるようになった。webページに埋め込まれた動画も認識して開ける事がある。詳細後述。
DivX 6との互換性を確保。専用のコデック・アダプタを追加したので、AVIおよびMOV書き出しウィンドウでDivXコデックを選択出来る。DivX 6.5以降がインストール済みなら、書き出しウィンドウでMPEG Layer 3 audioを選ぶ事も出来る。
AVIファイル用の"Save As" コマンドの大幅改善。すなわち、高速化し、Bフレームを適切に扱えるようになった。AVI exporterでもBフレームの扱いの適正化が追加され、XviDコデックの選択時にオプションでBフレームを選べるようになった。AVI exporterについてはその他に、BMP/JPEG video.AVI書き出しの最適化、"lower" dominance for DivX、そしてDivX互換コデックを選ぶと"720x576 DV-PAL"の換わりに、特別なフレームサイズ"720x576 DivX PAL"が出て来る。
AVI importerを内部的に追加。このコンポーネントはMPEG StreamclipでAVIを開いた時に使う。現在入手可能な外部コンポーネントのAVI importer(QuickTime, DivX, Perian-FFusion) はどれも正常に動作しないようなので必要だった。
AC3 および MP2のデコーダ・コンポーネントを内部的に追加。外部コンポーネントの追加抜きでMPEG Layer 2 およびAC3音声の入ったQuickTime と AVIファイルを再生できるようになった。
高性能のオーディオ・リサンプラー(サンプルレート・コンバータ)を内部的に追加。過去のバージョンで使っていたQuickTimeオーディオ・リサンプラーはPowerPC Macではきちんと動いたが、Intel Macではランダムなバグがあり、音質の問題をおこし、また大量の音ズレの原因となっていたからだ。
数多くのバグ修正。version 1.5以来のものもある。オーディオトラックの最後の数秒が書き出せないバグ、選択したビデオコンプレッサとは異なるものが使われるバグ、同じコンプレッサで書き出すと映像の輝度が変わるバグ、フレームレートが正しく検出できないバグ、など。
FLVファイルでは、Video PIDメニューでアスペクトレシオが選べるようにした(4:3/16:9)。
transport streams と VOB ファイルの中のMPEG-1 videoサポートを追加。
JPEG frame書き出しに画質スライダを追加。
NEW IN VERSION 1.8b2
新コマンド "Open URL" web サーバ上の動画をダイレクトに開ける。
書き出しウィンドウで映像を90度か180度回転できるようにした。fast start QuickTime movieの作成に対応した。"Limit Data Rate"を使った際に最終サイズの予想を表示するようにした。
新しいiPodプリセットを追加し、16:9ムービーをサポートした。以前のプリセットは携帯電話にも使える。
"Fix Timecode Breaks"コマンドに新しいオプションを加えて機能向上。VOBファイルでフレームをスキップしなくなる。
バッチリストに加えたファイルで "Fix timecode breaks"を使用できる。バッチリストでは、ファイルを結合したり、リストに加えた後から保存フォルダを変えたり、バッチ終了後に実行するアプリケーションを指定したりできる。
フレーム書き出しに新しいオプションとプレビューをつけた。
若干のバグ修正。Intel Macでmuxed MPEGムービーが開けないケースがあったのを修正。など。
NEW IN VERSION 1.8b1
iPodと互換性を向上。また、二つのH.264をMPEG-4 Exporterで使えるようにした。2passエンコードをiPod互換にした。
ファイルオープン時のエラーメッセージに "Open Anyway" ボタンを追加。ファイルタイプの認識できないものでもオープンを試みる。
"Fix Timecode Breaks" コマンドの、VOBファイルでのaudio dropoutを最小化するよう修正。
Appleの推奨に従い、書き出し時のキーフレーム間隔を1秒から5秒に延長(* linux/winでMPEG-4 ASP/AVCを作成する際に一般的な最長GOP単位=fps*10の半分と言う事*)。
JVC Everio video cameraの16:9 PAL formatをサポート。
以下のフォーマットをサポート:DCM (Sony), TP, VID (Homecast), JPEG, TIFF.
Flash Video (FLV)ファイルをサポート。要・Perian。
フレーム書き出し形式を、JPEGとTIFFから選択可能にした。画像調整も可能。
マイナーなバグ修正、および、23.976 fps streamでの調整。
スペイン語ローカライズ追加。
MPEG STREAMCLIP ON INTEL
MPEG Streamclip Universal BinaryにはIntelとPowerPCそれぞれのネイティブ版が含まれており、各CPU(Intel Core/Core 2 、PowerPC G4/G5)の利点をフルに引き出せる。両バージョンの違いは350箇所以上にのぼるが、動作に違いはないはずだ。
Intel Macでは、2006年1月以前のMPEG-2再生コンポーネントは使わず、Universal Binary versionをダウンロードする事。
また、MPEG Streamclip Intelネイティブ版とPowerPC/Rosetta版ではMPEG-2再生コンポーネントは挙動が異なる。Intelネイティブ版のMPEG-2再生コンポーネントのほうが若干画質が良いようだ。
もしなにかのストリームで問題があったら、Rosetta版MPEG Streamclipで問題が再現するか試してみて欲しい。問題箇所がIntel版MPEG Streamclipに関係あるのか、Intel版MPEG-2再生コンポーネントに関係あるかを特定できるかもしれない。
RosettaではMPEG Streamclipは巧く動作する。二つだけパフォーマンスに絡む留意事項がある。1. Rosettaにはハードウェア・スケーリングのサポートが無い。結果として映像再生はぎくしゃくする。2. 変換は一般的に2.5倍程度遅い。Universal Binaryで使えないコデックを使う場合は、Rosetta上でMPEG Streamclipを開かねばならない。
同梱の Save as AVI.componentもUniversal Binaryになっている。Intel機でこれを使うにはXviD for Intelが必要。
http://n.ethz.ch/student/naegelic/。"XviD_Avi_Import_Preview4_intel"のディスクイメージをダウンロードし、 "XviD_Codec-r58" および "AviImporter-r7"をインストールする事。
OVERVIEW OF MPEG STREAMCLIP
MPEG Streamclipはコンバータ、エクスポータ、プレイヤ、エディタ、ダウンローダ。
openできるフォーマット:
- muxed files:MPEG, MPG, VOB, PS, M2P, MOD, VRO, DAT, DCM, VDR, PVR;
- transport streams:TS, M2T, MTS, MMV, REC, VID, AUD, AVR, TP, TP0, TRP;
- demuxed files:M2V, M1V, MPV, AIFF, AIF, M1A, MP2, MPA, AC3;
- QuickTime互換ファイル:MOV, DV, AVI, MP4, DIVX, WMV, FLV;
- 静止画ファイル:TIFF, JPEG.
MPEG Streamclip がサポートする機能:
- MPEG-1 video、MPEG layer 1/2 audio、AC3/A52 audio、PCM audio。
- MPEG-2 videoのコンバージョンはサポートしているが、再生と書き出しにはAppleからMPEG-2再生コンポーネント ($19.99) を購入する事。
- DivXファイルを開くには、いずれかのフリーのDivX互換コデック(DivX 5 or 6, 3ivx, XviD).が必要。
- WMVファイルを開くには、フリーのFlip4Mac WMV Player http://www.flip4mac.com/ (WMVからの書き出しには Flip4Mac WMV Player Pro または Studioの購入が必要)。WMVへの書き出しはまだサポートしていない。
- FLVファイルを開くには、Perianをインストールする。これはフリーのコデック・パックで、 http://www.perian.org/で入手できる。しかし現時点では、Perianはほかのコデックを「旧式化」したり乗っ取ったりはしないので必要に応じて 3ivx, DivX, XviD をインストールする必要がある。
コンバータの機能:
- from MPEG, MPG, VOB, PS, M2P, MOD, VRO, DAT, DCM, VDR, PVR, TS, M2T, MTS, MMV, REC, VID, AUD, AVR, TP, TP0, TRP
to MPEG, TS, REC, VID, M2V, AIFF, M1A, AC3
- multiplex M2V, M1V, MPV files with AIFF, M1A, MP2, MPA, AC3 files
to MPEG, TS, REC, VID, M2V, AIFF, M1A, AC3
(単にM2V か M1V ファイルを開けば、同じ名前を持つaudio file が multiplexされる)。
- very fast, no loss of video quality, perfect audio/video sync
- Toast 6/7、DVD Studio Pro 2/3/4、Final Cut Pro/Express、Sizzleとの互換性。
- Toast 6/7 や DVD Studio Proがサポートしていないフレームサイズのインポートを可能にする特別なHeaded format。
- Final Cut Pro と Final Cut Express用の特別なUnscaled demuxed file。
- 複数VOBや複数TSファイルの自動結合。
- stream をスキャンし、timecode breakを直すマニュアルコマンド。
- バッチ・コンバージョン。
Exporterの機能:
- from MOV, DV, AVI, DIVX, MP4, WMV, FLV, MPEG, MPG, VOB, PS, M2P, MOD, VRO, DAT, DCM, VDR, PVR, TS, M2T, MTS, MMV, REC, VID, AUD, AVR, TP, TP0, TRP, M2V
to MOV, DV, AVI, DIVX, MP4
- すべてのQuickTime互換ビデオコデックと、多数のオーディオフォーマットをサポート。
- QuickTime 7の新機能を活用。ただし、QuickTime 6との互換性も確保。
- 非常に高品質のエンコーディング。全ては、unscaled またはbicubicよりも良い2D-FIR scalingを使ったYUV color space内で行われる。
- 動き適応型(*motion-adaptive*)デインターレースと彩度のリインターレーシング。完璧なaudio/video sync。
- 高性能なオーディオ・リサンプラーを内臓
- バッチ書き出し
Player の機能:
- QuickTime互換ファイルの再生。
- MPEG, AC3, PCM/AIFF audioの入ったmuxed/demuxed MPEG/VOBファイル、およびtransport streamsの再生。
- 4GB以上のMPEGファイルや、多数のセグメントに分割されたMPEGファイルの再生(*Quick Time PLayer Proでは4GBが上限*)。
- transport stream とMPEG/VOB file 内部の multiple audio trackをサポート。
- フルスクリーン再生。矢印キーでズーム。
Editor の機能:
- MPEG ファイルと transport streamのGOP単位編集(キーフレーム単位のcut/copy/paste)。
- QuickTime ファイルのフレーム単位編集。
- "revert trimming" を備えたトリミング機能。
- 矢印キーでのキーフレーム間移動。
- edit list
Downloader の機能:
- インターネット越しに直接AVI, DIVX, MOV, MP4, WMV, FLVファイルを再生し、ダウンロード。
- 場合によっては、動画ファイルが埋め込まれたウェブページのアドレスを打ち込めば動画ファイルを再生・ダウンロードできる。
- ディスクに保存する前の編集。
- バッチダウンロード。
その他にもたくさんの機能があります!
IF YOUR FILE DOESN'T GET CONVERTED...
Squared 5にメールしてください。一番良いのはファイルのサンプルを送ることです(1MBあれば普通は十分です)。望ましいのはwebサイトかiDiskにアップロードする事。いかなる個人情報もファイルの中には入っていない事を確認してください。
SETTING PREFERENCES
メニューの"Preferences..." でpreferences windowが開く。この設定はディスクに保存されるので MPEG Streamclipを終了しても失われることがない(presetも同様だがその他の設定は異なる)。ここでは以下のオプションを指定できる:
Fix streams with data breaks
これにチェックすると、data breakをチェックしてストリームの中のaudio/video同期を補正する。これはExport, Convert, Demuxの際に行われる。変換は多少遅くなるが、デジタル・ビデオテープやTV放送のtransport streamを変換する場合にはチェックしておいた方が良い。
※MPEG-2 PSでCMカットするとtimecode breakができるのでチェックしておいたほうが便利。
Fast decoding of data breaks
transport streamに大量のdata breakがある場合、書き出しが永遠にかかる。このオプションを使うとdata breakの検出を高速化し、書き出しを高速化できる。このオプションの効果があるのはtransport streamのみで他のMPEGファイルでは効果が無い。もしも大量のdata breakが入った muxed MPEGファイルがあったら、まず "Convert to TS..."でtransport streamに変換し、TSファイルを開いてこのオプションをイネーブルにしてから書き出すのが早い。
Don't open preview when exporting
QuickTime, DV, AVIに書き出す際にプレビューウィンドウを開かない。1%程度の速度向上になる。いずれにせよプレビューはウィンドウメニューの "Show Exporter Preview" と、ファイルメニューの "Close" でいつでも開閉できる。
Preview all frames
このオプションをイネーブルにして "Preview"をクリックすると、exporterはエンコードしたフレームを全てプレビューする。ディスエーブルの場合はサンプルフレーム(一般的にはキーフレーム)だけを表示する。ただし、ファイル書き出しで "Make"をクリックした場合はこの設定にかかわらず、サンプルフレームしか表示しない。
Auto-resize player and preview
新しいファイルを開いた時や、ファイル書き出しの際にplayer とpreviewのウィンドウサイズをフレームにあわせる。ただしプレイヤがフルスクリーンに最大化されている場合は効かない。
DV Playback Quality
QuickTime playerでDV movie と streamを再生する際の再生品質指定。単に再生にかかわるのみでエンコードの品質には影響しない。
MP2 Encoding Bitrate
MP2 (M1A) エンコードのビットレート指定。 "Convert to MPEG with MP2 Audio", "Demux to M2V and M1A", "Demux to M1A", "Demux to Headed M2V and M1A"の各コマンドに影響する。export windowのaudio bitrate設定には影響しない。
Play streams with "user data"
放送されたtransport streamの中には、再生を妨げる"user data"が入っていることがある(特にフランスのCanalSatellite)。playerが完全に真っ白な映像を表示したり (Intel)、 "transparent" になって背景の青いドットが見えたり(PowerPC/Rosetta)する。このオプションをチェックしてファイルを開きなおすとuser dataを上書きし、問題が解消する。この設定はtransport streamにしか影響が無い。問題が出た場合にだけ使うこと。
Clear "composite display flag"
非常に細かい設定。Zoranのチップセットを使ったDVD playerの一部で起こりうる互換性問題に対処するために、streamに微細な変更を加える。そうしたDVD playerを持っていない限り使わないこと。さもないと再生で小さな緑の四角形が出る。
Skip Buttons
( ▶▶ と ◀◀)スキップボタンのインターバル変更。デフォルトは10秒。
AVI Settings
AVIファイルの保存や書き出し方式を調整する。
"Slow rendering" は編集したAVIを "Save As..."で再びAVIに書き戻す際のカットのレンダリング品質を向上させる(AVIとして保存する際は全てのカットを再エンコードする必要がある)。しかし、これは "Export to AVI..."には関係が無い。
一方、 "VBR Audio" は "Save As..." と "Export to AVI..."の両方に影響する。VBR(Variable Bit Rate) audioを使うと、A/V syncが向上するファイルがあるのだが、これを受け付けないプレイヤもある。
Device-Specific Settings
DreamBox と Topfield 5000所有者専用の設定。これらのセットトップボックスを持っていない場合は触らないでください。
OPENING STREAM FILES
ファイルメニューの "Open Files" を選び、一つ以上のファイルを指定してOpenをクリック。
audio fileを開くには、下のポップアップメニューから "Audio Files" を選ぶ。
以下の拡張子を持つファイルが開けます。
- Video Files: .ts, .ps, .vob, .vro, .dat, .vdr, .pvr, .rec, .mpeg, .mpg, .m2p, .m2t, .mts, .m2v, .m1v, .mpv, .mmv, .mod, .vid, .avr, .dcm, .tp, .tp0, .trp, .mov, .dv, .avi, .mp4, .m4v, .divx, .wmv, .flv, .jpeg, .jpg, .tiff, .tif
- Audio Files: .aiff, .aif, .m1a, .m2a, .mp2, .mpa, .ac3, .aud.
- その他:拡張子の無い MPEG, AIFF, MOV ファイル。
サポート外の拡張子が付いたMPEGファイルは、ポップアップから "All Files"を選んでオープンできるか試せます。"All Files"では、iDVD projectの中に入って MPEG ファイルを開くことができます。
.m2v, .m1v, .mpvファイルを開いた場合、同名で、 .aiff, .aif, .m1a, .mp2, mpa, .ac3の拡張子を持ったの正しいaudioファイルがあれば、ビデオファイルと同時に開きます。拡張子だけが違うaudio fileがある場合、上記の順で最初の拡張子を持ったものが開きます(.aiffが先、 .ac3 が最後)。 demuxed video やaudioファイルを開くのは時間がかかることがあり、 プログレスバーが出ます。これはCommand-. または Escで中断できます。
拡張子に大文字小文字の区別はありません。大文字小文字の混在が許されるのはMac OS X 10.3以降です。
AIFF audioファイルは16-bit uncompressed、かつサポートされているサンプルレートでなければなりません。
または、開きたいファイルをアプリケーション・アイコンかプレイヤ・ウィンドウにdrag & dropしても開きます。これで開けるのはvideo一個だけです。複数ファイルをdragしても、その中の一個しか開きません。複数ファイルを一緒に開くにはFile menuを使ってください。
ファイルをdropする前にCommand と Optionを押し下げておくと、audioファイルや、サポート外の拡張子付きファイルをdrag & dropできます。
複数ファイルを選択する場合、それらが同一の MPEG stream (おそらくは 1GB以上)の一部であること、open file panelの中で正しい順番(上から)になっていることを確認してください。順番を直すにはName fieldの三角をクリックします。表示されている順番が全てであり、ファイルを選んだ順番は関係ありませんので注意してください。
明らかにより長いMPEG streamの一部のファイルを一個だけ開いた場合、関連streamを全て開くオプションがあります。たとえば:
VTS_01_1.VOB + VTS_01_2.VOB (DVD);
Recording.ts + Recording.ts.001 (DreamBox);
Movie_0501220105~0.vid + Movie_0501220105~1.vid (Humax);
000&&Channel.tp0 + 000&&Channel.tp1(Homecast).
これ以外のパターンでMPEGを分割するデバイスがあったら、Squared 5に連絡してください。
OPENING A STREAM OVER THE INTERNET
ファイルメニューの"Open URL"を選び、streamのURL addressを打ち込んで "Open"をクリックします。うまくいけば、streamがplayerで開きます。
web pageのURL addressでも、MPEG Streamclipは埋め込まれたvideo streamのオープンを試みます。これは、このヘルプを書いている時点では、PerianをインストールしてあればYouTubeとGoogle videoで効きますが、将来の保証はありません。
"Open URL" windowには、"Open as streamed file"と"Open as remote file"の二つのオプションがあります。これはstreamを開く方式の選択ですがデフォルトは"Open as streamed file" です。これが失敗した場合、MPEG Streamclipは "Open as remote file"でリトライをかけます。
"Open as streamed file"はstreamをプログレッシブ・ダウンロード方式のシーケンシャルファイルとして扱います。コネクション・コントロールはQuickTime が行い、データはディスクにキャッシュされます。この方式はHTTPだけでなく、いくつかのstreaming/downloadingプロトコルを扱えますが、現在のダウンローディング・ポイントを超えるシークはできず、また、FLVファイルなど一部のファイルでは動作しません。さらに、この方式で開かれたMPEGファイルではconvertの際に音声が失われます。
"Open as remote file" はstreamをリモートのランダム・アクセス・ファイルとして開きます。コネクション・コントロールはMPEG Streamclipが行い、データはRAMにキャッシュされます。この方式はHTTP stream("http:"で始まるもの)にしか効きませんが、待ち時間なしでシークできます。AVI とFLVファイルで有用です。ただし、再生の時や、回線が遅い場合、数秒間playerがハングすることがあります。
どちらのモードを選んだ場合でも、FLVファイルをplayerに表示するには完全にダウンロードが済むまで待たねばなりません。時間がかかる場合、プログレスバーが現れますのでCommand-. か Escで中断できます(一度押せばplayerはstreamの最初のパートを表示します)。FLVの再生にはPerianが必要です。
DOWNLOADING A STREAM
ファイルメニューで "Open URL" を選び、streamのURL addressを打ち込んで"Download…"をクリックします。うまくいけば、ダウンロードが開始します。バッチリストが開いている場合はバッチリストに追加され、ダウンロードの開始を後で指示できます。
web pageのURL addressでも、MPEG Streamclipは埋め込まれたvideo streamのオープンを試みます。これは、このヘルプを書いている時点では、PerianをインストールしてあればYouTubeとGoogle videoで効きますが、将来の保証はありません。
"Open as streamed file" と "Open as remote file"オプションはダウンロードでも効きます。適切な方を選ぶか、デフォルトの "Open as streamed file"を使ってください。
READING STREAM INFO
ファイルメニューの "Show Stream Info"で情報ウィンドウが開きます。このウィンドウは開いているstreamに関する全ての情報を表示します。
MPEGファイルでは、"Video PID" pop-up menu listにvideo trackのリストが、"Audio PID"にaudio trackのリストが出ます。変換されるのは、選択されたトラックのみです。
"Trimming"の下に出ている二個のTime表示は、ムービーのどの部分をplayerに表示しているかを示します。ですから、ムービーをトリムすると変化します。 "In" と "Out" のTime表示は、save, export, convertの対象となる範囲を示しています。つまり現時点での選択範囲です。
スクランブルやエンクリプトされたstreamはサポートしていません。こうしたファイルを開いた場合の結果は予測不能ですが、もしもstreamのスクランブルが部分的なものであれば、ノンスクランブル部分の読み込みを試行し、読み込み可能部分のサイズをinfo windowに表示します。
CHOOSING AUDIO AND VIDEO PIDS
MPEG streamの中には複数の映像と複数の音声(例えば二カ国語など)を入れる事が出来ます。個々の映像/音声トラック(別名:エレメンタリ・ストリーム)はPID (Packet IDentifier) という番号で管理されており、この番号には重複がありません。
このソフトでは、streamの再生や変換をする前に、二つのポップアップメニューで目標ファイルに含むべき適切な映像/音声PIDを選択する必要があります。未指定の場合はデフォルトPIDを使います。
Muxed MPEGファイルの場合は、transport streamとは異なりPIDはありませんが、複数の映像+音声トラックが有り得ます。それぞれに "start code"があり、この中身は異なっている事があります。muxedファイルではPIDメニューには各映像+音声トラックの "start code"が表示されます。
FLV (Flash Video)ファイルでは、Video PIDメニューにはビデオトラックのアスペクトレシオが表示されます。種類は三つ:0 (default aspect), 4:3, 16:9.。
AUDIO MODES AND MULTICHANNEL AC3
AC3 audio trackは最大6チャンネルをサポートしています(L, R, Center, LS, RS, LFE)が、MPEG Streamclipが同時にplay/convertできるのは2チャンネルです。 "Audio Mode"ポップアップメニューで、使用する2チャンネルを選択できます。特段の必要がなければデフォルトのStereo Mixで良いでしょう。その他の場合は以下の詳細を読んで下さい。
Stereo Mix
L, R, Center (フロントの3チャンネル)に加え、LSとRS(サラウンドの2チャンネル)をミックス。AC3 streamからミキシング係数を採り、A52規格に従ったステレオサウンドを生成。LFEチャンネルは含まれない。
AC3 2/0(後述)では、これと以下3つのモードではLRチャンネルは変更せず、パススルーになることに注意。
Front Mix
Stereo Mix同様だが、LSとRS(サラウンドの2チャンネル)を除外。サラウンドチャンネルの音が悪いときに使う。
サラウンドチャンネルが無い場合や、既にStereo Mixで除外されている場合(AC3 streamのミキシング係数が0だとこうなる)、Front Mixの結果はStereo Mixと同じになる。
Surround
Dolby Surround互換のステレオ音声を生成。これを使うと、Dolby Pro Logicアンプと6 スピーカ(5+1サブウーファ)で6チャンネルのAC3再生ができる、事もある。
このモードは音響設備がPro Logicデコーダを備え、Dolby Surround対応の場合に使う事。
L/R Ch.
LとRをステレオとして分離、再生を可能にする。他のチャンネルは全て除外。LRの両方が無い場合はCentorチャンネルで代用。
Center Ch.
Centerチャンネルを分離、再生可能にする。他のチャンネルは全て除外。Centorが無い場合はLRチャンネルをモノラルミックスして代用。
LS/RS Ch.
LSとRS (surround)
チャンネルを分離してステレオとして再生可能にする。他のチャンネルは全て除外。LSとRSが無いがS (center surround)
チャンネルはあるという場合はそれで代用。LS, RS, S が全て無い場合はミュート。
LFE Ch.
サブウーファ用のLFE (low frequency effects)チャンネルを分離、再生可能にする。このチャンネルはAC3 3/2でもオプション。欠けている場合はミュート。
後半の4モードはAC3トラックの全てを4個のAIFFファイルに保存するもの。これはA.Packで同内容の新しいAC3ファイルに出来る。この場合、A.Packのプロセシング・オプション"Apply 90º Phase-Shift"を切っておくのを忘れない事。
AC3 streamに入っているチャンネル数はAC3 coding mode(スラッシュかプラスで区切られた二個の数)から推測出来る。以下はAC3 coding modeの前リスト:
- AC3 1/0: Center (mono)
- AC3 1+1: L, R (dual mono)
- AC3 2/0: L, R (stereo)
- AC3 3/0: L, R, Center (3 front channels)
- AC3 2/1: L, R, S (stereo + 1 surround)
- AC3 3/1: L, R, Center, S (3 front + 1 surround)
- AC3 2/2: L, R, LS, RS (stereo + 2 surround)
- AC3 3/2: L, R, Center, LS, RS (3 front + 2 surround)
オプションとしてLFE チャンネルが上記全てに存在し得る。
AUDIO MODES AND MPEG AUDIO
MPEG audio トラック (MP1, MP2)を再生したり、MOV, DV, AVI, MP4, AIFFへ変換する場合、"Audio Mode"ポップアップメニューで"High Level" か "Low Level"かを選べます。デフォルトは"High Level"。"Low Level"は変換後のボリュームが大きすぎる場合に使って下さい。
MAKING A SELECTION
選択範囲(*selection*)は、映像の一部分をIn点と Out点で囲んだものです(*カットなどの前の選択範囲*)。
選択範囲は、次のような方法で指定します。
- Shiftを押し下げながら(In点からOut点まで)再生ヘッドをドラッグ。
- 再生ヘッドをIn点(Out点)に移動し、Shiftを押し下げながらOut点(In点)まで再生ヘッドをドラッグ。
- 再生ヘッドをIn点に移動して I key、再生ヘッドをOut 点 に移動して O key。
player が選択範囲をハイライト表示します。
キャンセルはX key、またはEditメニューの "Cancel Selection"。キャンセルはこの二種類だけですのでコマンドを覚えておいて下さい。
また、キャンセルされるのはIn点だけで、Out点 はキャンセルされません。
JKL ナビゲーション("Playing the stream"で後述)や、navigationボタンで任意のIn/Out点に移動する事も出来ます。矢印キーの左右でフレーム単位で再生ヘッドを動かせます。矢印キーの上下はキーフレーム単位です。Option+左右でIn/Out点へ移動します。
TRIMMING THE STREAM
選択範囲の指定が終わったら、その範囲にトリム(*trim*)する事が出来ます。トリムとは、In点より前とOut点より後ろの部分を一時的にカットしてしまうものです。Editメニューの "Trim"を選ぶとムービーを選択範囲にトリムできます(キーフレームの位置によっては多少短くなります)。トリムされた後もその中でさらに選択範囲を指定する事ができます。素材ファイルには変更がありません。
直前のトリム操作はEditメニューの "Undo"で取り消せます。今までのトリミングを全て元に戻すにはEditメニューの "Revert Trimming" を使います。
トリミングは動画の編集ではありません。一時的にPlayerに表示される範囲を限定し、変換や編集の対象を限定するだけです。トリミングしても、それまでの編集結果を失う心配は要りません。また、編集したあとでその部分をトリムで隠してしまっても編集結果が消えるわけではなく、単に隠れているだけですから "Revert Trimming"でいつでも確認できます。
ですから、長いstreamを短い部分にトリムして細かい編集作業をするのに便利です。最初の20分にトリムしてCMをカットして "Revert Trimming"、次の20分にトリムして、、、といった感じです。
EDITING THE STREAM
Editメニューから"Cut"を選ぶとstreamから選択範囲を除去できます(In-Out間。キーフレームの位置によっては多少おおく)。これはCMカットなどで有用です。カットは好きなだけできますし、既にカットを含んでいる部分もさらにカットできます。
各カットの位置はedit listで確認できます(詳細は "Using the edit list"参照)。
"Copy" and "Paste"を使って、streamの一部分をコピーし、同じstreamや他の互換streamにペーストできます。streamの一部分を "Cut" and "Paste" で移動する事もできます。 "Copy" または "Cut"されるstreamの一部分は、In-Out間の選択範囲(または多少多い)です。選択範囲が指定されていない場合、"Copy"対象は stream全体となります(トリムされている場合はトリム範囲ぜんぶを"Copy"します)。
"Copy"や"Cut" の内容はstreamを閉じた後も保持されますから、"Copy" してstreamを閉じ、別のstreamを開いて "Paste"、といった事もできます。複数streamを繋げる際に有用でしょう。しかしながらこの場合、全てのストリームが同じPID、同じstart code、同じaudio/videoプロパティを持っていなければなりません(同一素材か同一チャンネル由来でなければならないと言う事です)。
MPEGファイルでは、編集はMPEGレベルで行われます。すなわち、映像は再構築され、音声は再同期されます。同一stream内に大量のカットがあっても、Audio/video syncは保持されます。
Edit作業がソースファイルを上書きする事はありません。Edit内容を保存するには"Save As"で他のファイルに保存しなければなりません。
Editメニューの"Undo"で直前の "Cut", "Copy", "Paste" または "Trim"を取り消せます(複数Undoはできません。一回だけです)。同じくEditメニューの "Revert All Changes"を使うと、全ての編集とトリミングをUndoできます。
QuickTimeファイルでは、編集やトリミングはフレーム単位です。しかしMPEGファイルではフレーム単位ではありません。というのは、MPEG は各ピクチャをGOP (Group Of Pictures) 単位にグループ化しているからです。GOPは一般的には0.5秒単位です。MPEG StreamclipはGOPを分解できません(*フレーム単位編集ができない*)。ですから編集の最小単位は約1/2秒となります。そのかわり、編集後のaudio/video sync精度は非常に高く、どれだけカットしようと通常は1/2 frame以下です。このバージョンでの注意事項は、トリムは選択範囲を「なるたけたくさん」残し、カットは「なるたけ最小限に除去」、コピーは「なるたけ最小限にコピー」する事です。Editとトリミングが正確なのはIn点・Out点のそれぞれが正確にキーフレーム上にある場合だけです。キーフレーム上に移動するには矢印キーの上下か、Editメニューの"Go to Keyframe"を使います。
NOTE:大半のMPEGファイルでは発生しませんが、ファイルによっては、時折Cutした際に直前のピクチャが破綻する事があります。
FIXING TIMECODE BREAKS
MPEG streamの中には不連続なtime codeを持つものがあります(特にVOBファイルはそうです)。こうしたstreamをMPEG Streamclipで正しく扱うには、Editメニューの "Fix Timecode Breaks"を使います。
発見されたtimecode breakは全てlogウィンドウとedit listにリストアップされます。
オプションの"Do not skip any frame"は、timecode breakをfixする際に、フレームのドロッピングを許可するかどうかです。デフォルトでは、VOB/VRO streamではフレームドロッピングを許可し、他では許可しないようになっています。 "Do not skip any frame"をイネーブルにすると、"Fix Timecode Breaks" は映像のノイズが入るような場合でも全フレームの維持を試みます。
このコマンドは、複数のMPEGファイルを一つのstreamに結合するのに使える事があります。この場合も、それぞれのファイルは同じ PID、同じstart code、同じaudio/videoプロパティを持っていなければなりません。結合する前のファイルを "Convert to MPEG" して置くのが良いでしょう。というのはこのコマンドはPIDとstart codeをデフォルト値に書き直すからです。また、ファイル結合の際には "Do not skip any frame"をイネーブルにしてはなりません。
ファイル間の結合点の見栄えが良く無かったら、その部分はCutしてしまいましょう。
USING THE EDIT LIST
edit listには、それまでに行った全てのcutと、"Fix Timecode Breaks" で見つかった全てのtimecode breakがリストアップされます。これはListメニューの "Edit List"で開けます。
厳密には、Edit listが表示するのは二つのcut点(または二つのtimecode break)で囲まれたセグメントです。各セグメントには、Start TimeとDuration(*持続時間*)が表示されます。
セグメントのダブルクリック、または"Select"ボタンをクリックすると、player上でそのセグメントが選択されます。In点とOut点が、そのセグメントを囲む位置に変更されると言う事です。また、再生ヘッドもセグメントの開始点に移動します。
THE LOG WINDOW
Listメニューの "Log Window"でログウィンドウが開きます。ログウィンドウには、各conversionのstart timeとstop time、エラーメッセージが記録されています。また、conversion中に見つかったdata breakの位置、"Fix Timecode Breaks"で見つかったtimecode breakも記録されています。"Fix streams with data breaks"オプションがイネーブルの場合は、ストリームが補正された事を示す "fixing video" とか "fixing audio" とかのメッセージも記録されます。
"Check Stream"をクリックするとstream checkを始めます。これはconversion同様にdata breakの有無をlogにリストアップします。logをクリアするには"Clear"ボタン。
SAVING THE STREAM
Fileメニューの"Save As..."でstreamのコピーを保存できます。streamにIn点とOut点が指定してあったり、トリムされている場合、その範囲だけの保存になります。それ以外の場合はstream全体の別名保存になります。
編集済みstreamの場合は、編集済みstreamの保存です。
複数素材の場合は、単一ファイルにjoinされます。必要な場合は2GBを超える事があります。
video・audio PIDの選択に関わらず、全てのvideo・audioトラックが保存されます。streamを編集した場合は、選択されたvideo/audio trackのみの保存になります。
QuickTime, DV, AVI, および MPEG-4ファイルの場合、出力フォーマットをMOV, MP4, AVIの中から選択できます。如何なる動画もMOVにsaveできますが、MP4 や AVIにsaveできるものには限りがあります。
DivXファイルをAVIにsaveするには、コデック(DivX 6, 3ivx, or XviD)のインストールが必要です。Divxファイルを編集してAVIにsaveした場合、再生がウマく行かない事があります。
NOTE: Squared 5はあなたがstreamをコピーする法的権利を持っている事を前提にしています!
EXPORTING TO QUICKTIME, AVI, MPEG-4
Fileメニューから、"Export to QuickTime..." ・"Export to AVI..."・"Export to MPEG-4.."を選ぶと、それぞれ、Movie Exporter・AVI/DivX Exporter・MPEG-4 Exporterのウィンドウが開きます。ここでIn-Out点で囲った部分(未指定なら全体)をexportできます。streamを編集していれば、編集後の状態のexportです。
ここで可能な設定は以下の通り:
Compression
Compressionポップアップメニューで使用するvideo compressorを選択します。ここに出てくるのはインストール済みの全てのQuickTime video compressorです。如何なるcompressorでも選択可能ですが、MPEG-4では限りがあります。デフォルトはそれぞれのexporterにより異なります。
- MOV:Motion JPEG A
- AVI:Photo-JPEG or DivX
- MP4:MPEG-4 or H.264
Quality
Qualityスライダで圧縮の画質を指定します。範囲は0%(最低画質)~100% (最高画質、またはロスレス)。compressorの中にはこの設定を無視するものがあります。
Options
各video compressorが自前のカスタムオプションを持っている場合、このボタンで設定画面が開きます。
iPod
MPEG-4 exporterでは、Optionsボタンの代わりにこのボタンが出てきます(*Apple-H.264/Apple-MPEG-4の場合のみ*)。iPod用MP4ファイルを手っ取り早く作れるようにです。iPod用のプリセットが5種類ありますが、最後のものは携帯電話でも使えます。
2-Pass/Multipass
video compressorが、DivX 5.1.1, 3ivx, XviD, x264, H.264の場合、このオプションをイネーブルにするとMPEG Streamclipは自動的にtwo-passエンコードを行います。Apple-H.264の場合は2以上のパスになります。というのはこのcompressorは高画質を達成するために非常に長いエンコード時間という犠牲を払ってソースムービーの詳細な分析を行うからです。また起動ディスクに多少のスペースが必要です。
B-Frames
Apple-H.264と HDVでB-Frame (Bidirectional Frames)を使います。B-Frameを使うと同じデータレートでは画質が良くなり、同じ画質ならデータレートが下がります。ただし、iPodはB-Frameを受け付けない事に注意して下さい。
Limit Data Rate
この機能をサポートするコデック用に、データレートの上限を入力します。適切な単位 (Kbps, Mbps, KB/sec, MB/sec)を選んで正の値を入れて下さい。少数が入力できます(*Decimal numbersだから10進法かも*)。
data rate limitを入力すると、予想ファイルサイズが表示されます。
大半のコデックでは、data rate limitは画質スライドバーの設定に優先します。
Sound
ポップアップメニューで音声フォーマットを選択し、ステレオ/モノラル、サンプルレート、そしてサポートがある場合はビットレートを選びます。サポートしている音声フォーマットは、Uncompressed、 IMA 4:1、 MPEG-4 AAC (MP4)、 AMR Narrow (AMR-NB)、 MPEG Layer 2 (MP2)。DivX Pro 5.1.1がインストールしてある場合はMPEG Layer 3(MP3)が加わります。 "Pass Thru" はオリジナルのオーディオトラック (MP2, PCM or AC3) をそのままMOV か AVIにコピーします。"No Sound"の場合、書き出しファイルは音声ナシになります。
Frame Size
書き出すムービーのデフォルトのフレームサイズ。MPEG Streamclipは選択されたvideo compressorと素材streamのaspect ratioに基づいて適当な値を提案します。変更したい場合は別のフレームサイズをクリックしたり、カスタマイズもできます。範囲は32 x 32~2048 x 2048。
Scalingは、強力な2D-FIR scalerを用い、YUV color space内で行われます。これはFinal Cut Proにビルトインのbicubicscalerよりも高性能で、よりシャープな映像を、より高速に生成します。ですから、スケーリングが必要なら、Final Cut Proにunscaled movieを読み込んでスケーリングをかけるよりMPEG Streamclipで済ませてしまう方がお奨めです。
FIRscalingの性能は素晴らしいものですが、conversionの速度は落ちます。scalingを使わない場合、conversionは高速です。垂直・水平どちらかのscalingだけでも速度は落ちますし、両方であればさらに落ちます。
FIRscalingは"unscaled" framesizeを選べばオフにできます。しかしながら、この場合もDVコデックは独自の高速で低画質のスケーリングアルゴリズムを使う事があります。画質は非常に悪くなるでしょう。
Scalingには先進的なTV standard processing機能もあります。例えば、MPEG Streamclipで320 x 240のstreamを720 x 480に拡大すると、NTSC とPAL規格に適合するように、ピクチャの両サイドに8-pixelの黒帯を付加します。
AVI exporterでDivX互換コデックを選んだ場合、長方形ピクセルの "720 x 576 (DV-PAL)"は正方形ピクセルの"720 x 576 (DivX PAL)"に変換され、両サイドがクロップされます。これはDivX Home Theater profileに適合させる為です。
Frame Rate
書き出しムービーのフレームレートを指定します。カラにすると素材のフレームレートをそのまま使います( "Stream Info" ウィンドウで確認できます)。
Frame Blending
書き出しムービーに素材ファイルと異なるフレームレートを指定した場合、このオプションで動きを改善する事ができます。書き出しムービーの各フレームは素材ファイル中の連続する2フレームの混合物となります。
"Frame
Rate"をカラにした場合、このオプションは素材が可変フレームレートでない限り、なんの効果もありません(可変フレームレートの場合、"Stream Info"のフレームレート表示の前に”~20 fps”などと"~"が入るか、または、フレームレートの異なるビデオトラックが2個リストアップされます)。
Field Dominance
書き出しファイルのfield dominanceの選択。自動的にDVでは "Lower Field First" に、その他のコデックでは"Upper Field First"に設定されます。Field dominanceの変換は、素材ファイルと書き出し形式でField dominanceが異なっている場合に行われます(Stream Infoウィンドウで確認できます)。
field dominanceとは、NTSC とPALでTVに表示を出す際に、ピクチャを構成する2枚のフィールドの順番です。書き出し後のファイルをTVに映した際に、動きが悪かったらデフォルトの設定を変えるべきかもしれません。
プログレッシブ・ファイルと、高さが288ピクセル以下のファイル(大半のMPEG-1など)では、Field dominanceは変更されません。というのは、これらのファイルはfield dominanceを持てないからです。
Rotation
映像の回転。90º, 180º and/or flip (mirror)。
90º rotationでは、aspect ratio とscaleが保持されますので、cropとletterboxの入ったピクチャになります。4:3のピクチャでletterboxを防ぐには、133.3% zoomを使います。cropも防ぐには75% zoom。
"Interlaced Scaling"がイネーブルされていれば、Interlacingでの書き出しになります。
Zoom
"%" の入力フィールドにはピクチャの拡大比率を入力します。"X/Y"の入力フィールドにはピクチャのaspect ratioを入力します。16:9 to 4:3の変換には1.333が良いでしょう。逆に、4:3 to 16:9の変換は0.75が適しています。letterboxが追加されますが、これは "%" の入力フィールドに133.3%を入れると除去できます。最後に、 "Center" の二つのフィールド、それぞれ水平と垂直、でピクチャの中央点を指定できます。
Cropping
フレームの端っこをcropします。イネーブルにして各エッジから切り取りたいピクセル数を入れるだけです。
望ましいのは偶数。マイナスの値も受け付けます。多くの場合、これはピクチャに黒帯を付加します。
クロップすると、書き出しムービーのフレームサイズが変わります。これを避けるには"Scale"オプションをイネーブルにして下さい。イネーブルにすると、ピクチャは目標のフレームサイズまで拡大されます。DV framesizeを選んだ場合は"Scale" オプションは効きません。DVではピクチャは常に拡大されるからです。
"Scale"オプションをイネーブルにした場合でも、クロップされるピクセル数の基準は目標となるフレームサイズであり、素材のフレームサイズではありません。これはバッチプロセシングを簡単にする為です。バッチプロセスではフレームサイズが異なる素材を扱うことがあるからです。
Interlaced Scaling
インターレースド素材の高さを変更する場合、 "Interlaced Scaling"でフィールド単位でスケーリングしてインターレースを保持できます。これを使わずにスケーリングすると、インターレースは失われ、さらに悪い事に、沢山のビジュアル・アーティファクト(*ノイズ*)が出ます。この設定はデフォルトでイネーブルになっていますので、プログレッシブファイルへ書き出す際は、忘れずに切って下さい。
インターレース書き出しではフレームの高さが289ピクセル以上でなければなりません。素材ファイルの高さが288ピクセル以下の場合、interlacedscalingはイネーブルになりません。書き出しムービーの高さを288以下にして"Interlaced Scaling"をイネーブルにすると、MPEG Streamclipはスケーリングの前にlower fieldを破棄します(片方のフィールドをドロップする事でデインターレースが高速化します)。
Better Downscaling
フレームサイズをスケーリングで縮小する場合、 "Better Downscaling" をチェックするとwider 2D-FIRscalerが使え、画質が向上します。しかしながら、wide 2D-FIRscalerは極めて低速で、書き出されるピクチャは(パーフェクトではあるものの)シャープネスが落ちます。デフォルトではこのオプションはディスエーブルです。スケーリングに万全を期したいヒトだけ使って下さい。
スケーリングで拡大をする場合、このオプションは効果がありません。標準の2D-FIR scalerでスケーリングの品質はベストとなります。
Reinterlace Chroma
インターレースドのMPEG-1/MPEG-2ファイルを変換する場合、chroma(*彩度情報*)を"reinterlace"したいかも知れません。"Reinterlace Chroma"をチェックすると、4:2:0 chroma lineをリマッピングして二つのビデオフィールドに正しく分割します。これは非常に専門的なオプションです。出力ファイルの違いが解るのは、プロフェッショナル・ユーザーだけでしょう。デフォルトではこのオプションはイネーブルになっています。素材ファイルがインターレースドでない場合はディスエーブルにして下さい。
素材ストリームがMPEG-1/MPEG-2でない場合、このオプションには効果がありません。
Deinterlace Video
インターレースドのファイルをデインターレースすると、一般的にはプログレッシブフォーマットに変換して"film"っぽい効果とコンピュータのディスプレイでの見た目が向上します。オプションの "Deinterlace Video"をチェックすると、MPEG Streamclipは特殊な動き検出型デインターレーサを使って、動きのある箇所のlower fieldをデインターレースします。その一方、動きの無い箇所ではビデオの画質を全て保持します。upper fieldが処理される事はありません。このオプションはconversionの速度を下げます。
インターレースド・ストリームの高さを変える場合(これはMPEG Streamclipにvertical scalingを命じるという事です)、"Interlaced Scaling" か "Deinterlace Video"のどちらかを選ばなければなりません。さもないと出力ファイルに大量のノイズが出ます。
*実感としてもlower fieldしか弄らないという点でもほぼMEncoderのpp=md相当。だがmotion-adaptiveという点で「賢さ」は若干上かもしれない。
Adjustments
Adjustmentsパネルでは、brightness、contrast、saturation、volumeの調整ができます。効果が出るのはOKをクリックした時だけです。
Presets
Presetマネージャは、exportウィンドウの全設定を、Options とAdjustmentsを含めてdiskに保存し、後から呼び出せるようにします。"New..."ボタンで新しいプリセットを作成し、 "Load"でプリセットを呼び出し、"Save"で現在の設定を既存のプリセットに保存できます。またリネームやプリセットの削除、矢印キーでプリセットの位置を変えられます。
Reset All
このボタンは、video compressorのカスタムオプションを含めて、exporterの設定を全てデフォルトに戻します。他のexporterと共通のパラメータもリセットされます。
Fast Start
このオプションはQuickTime exporterで表示されるもので、fast-start MOVファイルを作成します(完全にダウンロード完了する前に再生が始められるもの)。AVI exporter(fast-start非対応)とMP4 exporter (fast-startしか無い)では使えません。
fast-startのMOV/MP4ファイルの作成には、最低でも最終ファイルサイズの2倍の空き領域が必要です。
Make Movie - Make AVI - Make MP4
設定が全て終わったら、"Make Movie"、 "Make AVI"、"Make MP4"のボタンを押て、次に書き出しファイルの保存先と名前を決めると、MPEG Streamclipが指定位置にムービーを書き出します。書き出しの間、MPEG Streamclipはサンプルピクチャをデコードして表示しますので、エンコード中に画質をチェックできます。ですから画質が気に入らなかったらエンコードを中止してまた設定を書き直す事ができます。previewウィンドウはpreferencesでディスエーブルにできます。
為念:エンコード中に表示されるピクチャは書き出しムービーのものであり、素材のMPEGファイルのものではありません。ですからあなたは実際に書き出し中のQuickTime/AVI/MPEG-4の画質をチェックしている事になります。
Preview
ムービーを書き出す事無くエンコードの品質をチェックしたい場合、 "Make Movie"の代わりに"Preview"ボタンをクリックして下さい。
MPEG Streamclipはエンコードプロセスをシミュレートしてサンプルピクチャを「仮想の」書き出しファイルから抜き出します。この機能を使って、何一つディスクに書き出す事無く圧縮設定を全て試す事ができます。
プレビューウィンドウはWindow menuでリサイズできるのでエンコード結果をフルサイズで表示できます。
AUDIO AND VIDEO FORMATS SUPPORTED IN AVI FILES
MPEG Streamclip が書き出せるのは AVI 1.0です。このフォーマットには様々な制限があり(例えば最大ファイルサイズは4GBまでです)、多くのvideo/audioコデックがサポートされていません。
- サポートされているビデオコデックは、DV、Cinepak、BMP、JPEG、DivX 6.5-6.6および5.2.1、3ivx、XviD。
- DivX (本稿執筆時点ではversion 6.6)の入手先はhttp://www.divx.com/
- MPEG Streamclipの現行バージョンは特別なDivX codec adapterを含んでおり、DivX 6.5、6.6ならびに5.2.1互換。従ってDivX 6をコデックとしてフル活用できる。DivX 6が実際にコデックを含んでおらず、単なるexporterである場合であっても。このアダプタ経由でDivXコデックを使う場合、起動ディスクに最低500MBの空き領域が必要。
- 将来のDivXはこのコデックアダプタの機能と競合する可能性が高い。ですから現在のDivX installerのバックアップを取って置いて下さい。
- *DivX 6はコデックの進歩というよりは、副音声やメニューを実装した.divxフォーマットアダプタの色彩が強い。このフォーマット自体、.AVIのラッパーという色彩が強く、一般的なDivx.aviとしてデコードできる。
- 3ivx(執筆時点の最新版は 4.5.1、version 5な coming soon) の入手先は http://www.3ivx.com/
- XviD (執筆時点の最新版はversion 0.5.1) の入手先はhttp://n.ethz.ch/student/naegelic/(Intel機では、"XviD_Avi_Import_Preview4_intel"のdisk imageをダウンロードし、"XviD_Codec-r58" and "AviImporter-r7"のコンポーネントをインストールする事)。
- 768 x 576 DivXファイルを再生出来ないPALデバイスがある。この場合、特別なフレームサイズ"720 x 576 (DivX PAL)"を使う事。これはピクチャの両サイドをクロップして正方形ピクセルのaspect ratioを維持するもの。また720 x 540と異なり、インターレースを保持する。
- サポートされているオーディオコデックはUncompressed、MPEG Layer 2 (MP2)、 MPEG Layer 3 (MP3)、 AC3。
- MPEG Layer 3 コデックはDivX 6.5/6.6またはDivX Pro 5.2.1をインストールしていないと選択肢に出てこない。
- 素材MPEGファイルの音声がAC3フォーマットの場合のみ、"Pass Thru"オプションでAC3音声をAVIに書き出せる。AC3音声入りAVIはMPEG Streamclipでは追加コデック抜きでそのまま再生できるが、QuickTimeではAC3コデックを入手する必要がある。http://www.insaneness.com/
- AVIファイルではApple IMA 4:1コデックはサポートされていない。これを選択した場合、代わりにµlaw 2:1コデックが適用される(少なくともこのバージョンでは)。また、AVIではMPEG-4 AAC と AMR Narrowもサポートしていない。
- AVIファイルはCBR(constant bit rate) オーディオヘッダ付きで生成される。もし音声がCBRでは無い場合、またはサンプルレートが44.1 kHzのMPEG Layer 2の場合、非常に長いムービーで若干のaudio/video sync問題が起こりうる。この場合、preferenceの"VBR Audio"オプションをイネーブルにするとVBRヘッダで書き出す事が出来る。ただし、全てのプレイヤがVBRヘッダ付きAVIに対応しているとは限らない。
*AVIはコデックを取り揃える他にAVI2.0など様々な拡張を加えれば応用範囲はかなり広い。地の構造が鬼のようにシンプルで取っ付きやすいので、様々な勝手拡張が生まれ、実情として互換性の確保が難しく、”制限の多い”コンテナになっている。
EXPORTING TO DV STREAM
ファイルメニューから "Export to DV..." を選ぶとDV Exporterウィンドウが現れます。ここでIn-Out点で囲った部分(未指定なら全体)をDV streamにexportできます。ここでもまた、streamを編集していれば、編集後の状態のexportです。
Compression ポップアップメニューで使用するvideo compressorを選択します。選択肢は三つ。DV(DV25)、DVCPRO25、そしてDVCPRO50です。iMovieで読み込むにはDV(DV25)でなければなりません。
Standardポップアップメニューではstreamに使う規格、PALかNTSCかを選びます。fpsが24、25、50fpsの場合は自動的にPALとなり、その他ではNTSCとなります。しかし、iMovie や Final Cut projectで必要な規格に合わせる必要があれば、これは変更できます。
フレームサイズはPALでは720 x 576、NTSCでは720 x 480にセットされます。必要に応じて2D-FIR scalerが使われます。
Aspect RatioポップアップメニューでDV streamに4:3 か16:9のフラグを書き込めます。この指定はDV stream中のbitを一つ切り替えるだけなのですが、iMovie HDのようなアプリケーションでの読み込みが楽になります。
DV streamのField dominanceは常にlower field firstです。ですからこの設定はありません。Dominanceの変換はオリジナルのMPEGがupper field dominantだった場合に行われます。
"Frame Blending"、"Interlaced Scaling"、"Better Downscaling"、"Reinterlace Chroma"そして "Deinterlace Video"に関しては前節を参照して下さい。
"Resample Audio to 48 kHz"はオーディオトラックのサンプルレートをDVで使える最高レートにリサンプリングします。ソースファイルのサンプルレートが48 kHzだった場合はなにもしません。
iMovieにDV streamを読み込みたい場合は"Split DV Stream in Segments"をチェックして下さい。このオプションはDV streamを1.9GB単位のファイルに分割します。自動的に3桁の番号がファイル名に後付けされます。
"Rotation"、"Zoom"、"Cropping"そして"Presets"ボタンと"Adjustments"ボタンに関しては前節を参照して下さい。"Zoom"に"Scale"オプションが無いのはDVには使えないからです。
Preset ManagerでDV exporterの設定を保存できます。DV presetはMOV/AVI presetと一緒にリストアップされますが、MOV/AVI exporterにDV presetをロードしたり、またその逆もできません。設定の中には全てのexporterウィンドウで共通のものがあります。例えば"Zoom"がそうですが、"Cropping"は違います。プリセットをどれか一つのexporterにロードすると、こうした共通部分は全てのexporterで変更されます。
"Preview"と"Make DV Stream"ボタンはMovie Exporterウィンドウの"Preview"と"Make Movie"ボタンと同様に動作します。勿論、"Make DV Stream"が書き出すのはDVファイルであってMOVファイルではありません。
DV streamのエンコード結果もプレビューできます。必要であれば、DV streamを書き出す前に設定を変えて下さい。
EXPORTING A FRAME
ファイルメニューの"Export Frame..."で、playerに表示されたフレームをJPEG, TIFF, PNGで書き出す事が出来ます。"Unscaled"オリジナルサイズ書き出しかサイズ変更が選べますインターレースドでサイズを変える場合は "Interlaced Scaling"か"Deinterlace Video"を選択します。また、Adjustmentsでgammaを2.2か 1.8から選べます。他と同様、リサイズには2D-FIR scalerが使われます。
"Pixel Aspect"にある二つのオプションは小さな(目に見えないと言うに近い)補正をピクチャのアスペクト比に加えます。"Computer Graphics"は書き出しピクチャをCGやフォトアプリケーションに渡す際に使います。"Industry Standard"はピクチャをビデオアプリケーションに渡す際に使います。これらのオプションはフレームサイズが4:3 か16:9の時にしか効果がありません。
CONVERTING THE STREAM
以下のコマンドが有効なのはソースstreamがMPEG-1 か MPEG-2フォーマットの場合だけです。Apple MPEG-2再生コンポーネントは不要です(*再生や編集には必要だがConvert toだけなら不要という事*)。
ファイルメニューから"Convert to" や "Demux"コマンドのどれかを選ぶと、望みのconversion か demux(*映像と音声の分離*)ができます。ここでもまた、streamを編集していれば、編集後の状態のconversion か demuxです。
これらのconversionは非常に高速で、足を引っ張るのはハードディスクの速度と音声の変換速度だけです。音声conversionの必要が無ければ、通常はFinderのコピーと同じ速度です。音声conversionを伴う場合はCPUの速度に応じてやや落ちます。
書き出しファイルのサイズは2GBを超える事がありますが、分割はされません。必要であれば、In点とOut点を使って小さな書き出しファイルを作る事が出来ます。
これらのコマンドが書き出すファイルは全て(In点とOut点が同じであれば)同じ持続時間になります。同じstart time、同じend time、そして特別なtime-detectionテクノロジーで同期が保たれています。従って、複数のconversionを実行して、結果ファイルを一緒に使う事ができます。
使用できるコマンドの手短な説明は以下の通り:
Convert to MPEG...
streamをmuxed MPEG (program stream) ファイルに convert;フレームサイズが適切なら、これはToast 6、7、Sizzleに読み込んでそのまま(*光学ディスクに*)焼く事が出来ます。エンコードの時間も画質劣化もありません。音声はオリジナルフォーマット(MPEG, AC3 or PCM)のままです。
DVDに適切なフレームサイズは720x480, 720x576, 704x480, 704x576, 352x480, 352x576。もしもフレームサイズがこれ以外だったら、 "Convert to Headed MPEG" を試して下さい。Sizzleでは "headed" conversionは不要です。
もしもファイルを焼き込む前にToastがエラーで止まってしまったら、preferencesの"Fix streams with data breaks"をイネーブルにしてもう一度試してみて下さい。
重要:Toast 6は最新のversion 6.0.9にアップデートして下さい。それ以前のバージョンはmuxed MPEGファイルのaudio/videosyncを書き換えてしまう事があります。Toast 6.0.9 以降、ならびにToast 7ではこの問題はありません。
Convert to MPEG with MP2 Audio...
"Convert to MPEG"に同じですが、AC3やPCM audio を MP2 (MPEG) audioに変換します。ですから書き出し後のMPEGファイルをQuickTime Playerで再生できます(もちろん、QuickTime Playerで再生するにはMPEG-2再生コンポーネントが必要です)。
Convert to Headed MPEG...
"Convert to MPEG"と基本的に同じですが、MPEGファイルに特殊なヘッダを付加します。このヘッダがあると、再エンコードすることなくToast 6/7にサポート外のフレームサイズを読み込めるようになります。しかしながら、"headed" MPEGファイルから作成されたDVDは全てのDVDプレイヤで再生できるとは限りません。
QuickTime Playerで"headed" MPEGファイルを開くのはやめて下さい(クラッシュします)。また、Toast 6でMPEG-1や、high-definition MPEG-2からDVDを焼いては行けません(ハングします)。
headed conversionはSizzleでの利用は想定していません。
Convert to TS...
streamをtransport streamファイルに変換します。TSファイルは大半のPVRデバイスにアップロードして再生できます。
Convert to TS with MP2 Audio...
streamをtransport streamファイルに変換し、同時にAC3と PCM音声をMP2(MPEG)に変換します。このコマンドでAC3/PCMをサポートしていないPVRデバイス(DreamBoxなど)で再生できるTSファイルを生成できます。
Convert to TS with REC Header...
streamを、REC header と extension、それからMP2音声の入ったTopfield PVR用のtransport streamファイルに変換します。RECファイルはTopfield 5000デバイスで再生できます。
Convert to TS with VID Header...
Demux to M2V and AIFF...
streamをdemuxしてM2VビデオファイルとAIFFオーディオファイルを生成します。フレームサイズが適正なら、この二つのファイルをDVD Studio Pro や Toast 6/7に読み込み、そのままDVDに焼く事ができます。エンコードは不要で画質もそのままです。video、audioのファイルはそれぞれ正確に同じ持続時間(duration)、start/end timeを持ち、同期も完璧です。
両方のファイル名を同じにしておくと、M2VファイルをダブルクリックするだけでQuickTime Playerが両方を開きます(繰り返しますがMPEG-2ファイルを開くにはMPEG-2再生コンポーネントが必要です)。
フレームサイズが適切でない場合は、"Demux to Headed M2V and AIFF"を試してみて下さい。DVD Studio Proが受け付けるフレームサイズは720x480か720x576だけである事に注意してください。
Demux to M2V and M1A...
streamをdemuxしてM2VビデオファイルとM1Aオーディオファイル(MP1/MP2オーディオが入ったもの)を生成します。フレームサイズが適正なら、この二つのファイルをDVD Studio Pro や Toast 6/7に読み込み、そのままDVDに焼く事ができます。エンコードは不要で画質もそのままです。MPEGオーディオの入ったmuxedファイルでは、このコマンドは"Demux to M2V and AIFF"よりも高速です。というのは、音声変換が入らないからです。また、出力されるファイルをDVDに焼く場合、よりコンパクトになります。
フレームサイズが適正でない場合は"Demux to Headed M2V and M1A"を試してみて下さい。
Demux to M2V and AC3...
streamをdemuxしてM2VビデオファイルとAC3オーディオファイルを生成します。フレームサイズが適正なら、この二つのファイルをDVD Studio Pro や Toast 6/7に読み込み、そのままDVDに焼く事ができます。エンコードは不要で画質もそのままです。AC3オーディオの入ったmuxedファイルでは、このコマンドは"Demux to M2V and AIFF"よりも高速です。というのは、音声変換が入らないからです。この場合も、出力されるファイルをDVDに焼く場合、よりコンパクトになります。
オーディオトラックがAC3でない場合はこのコマンドは使えません。
フレームサイズが適正でない場合は"Demux to Headed M2V and AC3"を試してみて下さい。
Demux to M2V...
streamをdemuxしてM2Vビデオファイルを生成します。このコマンドはビデオトラックだけを抽出する際に使います。
Demux to AIFF...
streamをdemuxしてAIFFオーディオファイルを生成します。このコマンドはオーディオトラックだけを抽出する際に使います。
AC3オーディオの全トラックを抽出するには、オーディオモードを"L/R Ch"、"Center Ch"、"LS/RS Ch"、 "LFE Ch"と変えて、このコマンドを4回実行して下さい。
Demux to M1A...
streamをdemuxしてM1Aオーディオファイルを生成します。このコマンドはMPEGオーディオの入ったファイルのオーディオトラックを抽出し、それをDVD Studio Pro やToastで使う場合に使います。
Demux to AC3...
streamをdemuxしてAC3オーディオファイルを生成します。このコマンドはAC3オーディオの入ったファイルのオーディオトラックを抽出し、それをDVD Studio Pro や Toastで使う場合に使います。オーディオトラックがAC3でない場合はこのコマンドは使えません。
Demux to Unscaled M2V and AIFF...
streamをdemuxして、"unscaled" M2VビデオファイルとAIFFオーディオファイルを生成します。この二つのファイルはFinal Cut Pro 4/HDに読み込めます(MPEG-2再生コンポーネントを持っていれば、Final Cut Expressにも読み込めます)。標準的なレンダリング時間がかかります。ファイルの読み込みにはdrag&dropを使わないように注意して
下さい(Final Cutのバグによりクラッシュする事があります)。ファイルメニューでM2Vファイルを開けばAIFFファイルは自動的にリンクされます(ファイル名が同一であれば)。
"unscaled" M2VファイルにはQuickTimeとFinal Cutに720 x 540などにプレスケールしないように指示するフラグが入っていますので、720 x 576 や720 x 480などのオリジナルのサイズを残す事が出来ます。従ってレンダリングによる画質劣化がありません。これはMPEG Streamclipの特別な機能です。
Demux to Headed M2V and AIFF...
"Demux to M2V and AIFF"と同じですが、M2Vファイルに特殊なヘッダを書き加え、DVD Studio Pro やToast 6/7がサポートしていないフレームサイズでも再圧縮抜きで読み込めるようにします。ここでもまた、"headed" M2Vファイルから作ったDVDは全てのDVDプレイヤで再生できるとは限りません。QuickTime Player で"headed" M2Vファイルを開かないで下さい(クラッシュします)。また、DVD Studio ProでM2Vの冒頭部分を再生しないで下さい(異常終了します)。またまた、Toast 6やDVD Studio Pro 2/3では、決してMPEG-1 や high-definition MPEG-2をDVDに焼かないで下さい(Toast 6はハング、DVD Studio Proはmuxできません)。
Demux to Headed M2V and M1A...
"Demux to M2V and M1A"と同じですが、M2Vファイルに特殊なヘッダを書き加え、DVD Studio Pro やToast 6/7がサポートしていないフレームサイズでも読み込めるようにします。
Demux to Headed M2V and AC3...
"Demux to M2V and AC3"と同じですが、M2Vファイルに特殊なヘッダを書き加え、DVD Studio Pro やToast 6/7がサポートしていないフレームサイズでも読み込めるようにします。オーディオトラックがAC3でなければ使えません。
Demux to Headed M2V...
"Demux to M2V"と同じですが、M2Vファイルに特殊なヘッダを書き加え、DVD Studio Pro やToast 6/7がサポートしていないフレームサイズでも読み込めるようにします。
streamにdata breakがあれば警告メッセージが出ます。これはstreamが壊れているという意味です。
書き出されたファイルにdata breakがある場合、audio/videosyncがおかしい可能性があります。このような場合、書き出しの前にpreferenceで"Fix streams with data breaks"をイネーブルにして下さい。これでMPEG StreamclipはA/V syncの回復を試みるようになります。
PLAYING THE STREAM
MPEG Streamclipは再生にも使えます(フルスクリーンも可)。
対応形式:
- QuickTime
- DV
- AVI
- MPEG-4
- 音声がMPEG、AC3、PCMのMPEG-1 ならびに MPEG-2(要MPEG-2再生コンポーネント)muxedファイル。
- demuxed M2VファイルをAIFF audioと一緒に。
- 音声がMPEGかAC3のtransport stream
MPEG -2ファイルの再生には高速なG4プロセッサ(特にAC3 か PCM音声の場合)が必要です。G3搭載機ではフルフレームレートの再生は期待しないで下さい。
再生開始:
ピクチャのダブルクリック、スペースキー、再生ボタン ▶、またはJKL navigation。
- L key:再生。押すたびに 1x, 2x, 4x, 8x... と再生速度2倍(逆再生時は半減)。
- J key :逆再生。押すたびに -1x, -2x, -4x, -8x... と逆再生速度2倍(再生時は半減)
- K key :停止。
フルスクリーン:
Windowメニューのコマンド、Command-0(zero)。ズームは矢印キーの上下。通常ウィンドウへの復帰はマウスクリックかEsc、0 (zero) 、 Command-0 、Command-W。
フルスクリーンでもナビゲーションキーのほとんどが使えます。
再生ヘッドの移動:
矢印キーの上下:直前直後のキーフレームへ(MPEGファイルではGOP先頭のIフレーム)
Editメニューの"Go to Keyframe":直近のキーフレーム
矢印キーの左右:再生ヘッドを1フレーム移動。
マウスホイール:同上。オプションキーで速度向上。
音声ボリューム:
CommandまたはCtrl + 矢印キーの上下:ボリュームの上下
CommandまたはCtrl + Shift + 矢印キーの上:ボリュームをmax以上に上げる。
Option +矢印キーの上下:ミュート
Playerのボタン:
▶: 再生と停止。通常速度
▷: 再正。クリック毎に速度2倍(L key)
◀: 逆再生。クリック毎に速度2倍(J key)
▶▶: 10秒ジャンプ(Page Down)
◀◀: 逆10秒ジャンプ(Page Up)
Option + ▶: 選択範囲のリピート再生(Option-K)
Option + ▷: スロー再生。クリック毎に速度半減(Option-L)
Option + ◀: 逆スロー再生。クリック毎に速度半減(Option-J)
Option + ▶▶: 1分ジャンプ(Option-Page Down、Ctrl-Page Down)
Option + ◀◀: 逆1分ジャンプ(Option-Page Up、Ctrl-Page Up)
※シフトキー+上下左右の矢印キー / Page UpかDown / ▶▶ と ◀◀ /マウスホイールで、選択範囲を拡大できます。
※▶▶ and ◀◀ボタンのスキップインターバルは10秒ですが、preferenceで変更できます。
書き出し・変換・保存の最中でもファイルやstreamの再生ができます。ただし再生も書き出しも速度が落ちます。
複数音声/複数映像とラックのあるstreamを再生する際は、再生前に正しいaudio/video PIDを選んで下さい。未指定の場合はデフォルトのPIDを使います。
MPEG-2再生コンポーネントをインストールせずにMPEG-2ファイルやstreamを開いた場合、Playerの表示はカラになります。なにも再生できませんが、In Out点の指定とconversionは可能です。
Apple MPEG-2再生コンポーネントは4GB以上のファイルを再生できません。MPEG Streamclipはこれを超えるstreamを4GB単位に分割して再生します。その結果、4GBごとにしばらく再生が止まる事があります。
USING BATCH PROCESSING
Listメニューのbatch listでバッチプロセスが使えます。batch listは、Goボタンを押した時に実行されるタスクの一覧です。
たくさんのファイルをconvertしたい場合、"Add Files"ボタンか、リストにファイルをdrag & dropして下さい。taskの内容と保存場所を指示するウィンドウが開きます。オプションにはfix timecode breakとjoinselected filesがあります。exportの場合はそれ用の設定も必要です。ファイルのフレームサイズ、rate、aspectが揃っていない場合、 export設定をその都度指定する事になります。conversionの場合、PIDは自動的に設定されます。
batch listへのファイル登録は時間がかかる事があります。中止したい場合はCommand-. または Esc。
もう一つ、batch listにファイルを登録する方法があります。batch listが開いていると、それが他のウィンドウに隠れている場合でも、ファイルメニューから選んだ全てのconversionが、即時実行される代わりにbatch listに登録されます(ですから即時実行したい場合は閉じておいて下さい)。この挙動は、Save As, Export to, Convert to, Demux to、そしてPVRデバイス用のDownload and Upload from/toでも同じです。source streamはもちろんPlayerに表示されたものです。
この方法は即時実行のconversionと全く同じです。全てのedit、トリミング、In/Out点、選択したPIDはbatch listに保存されています。batch list登録後にPlayer上でedit、トリミング、In/Out点、選択したPIDを変更しても、batch listのtaskには影響しません。Playerでstreamを閉じて、次の作業に取りかかる事も出来ます。conversionのデータはtaskを削除するか、アプリケーションを終了するまでbatch listに留まります。
バッチプロセスは"Go"ボタンで開始します。開始後はこのボタンは"Stop"に代わり、これをクリックすると次のtaskを開始しません。現在進行中のtaskは最後まで進みます。現在進行中のものも含めて後続のtaskも停止するには、progressウィンドウの"Stop"ボタンを使います。
taskの初期ステータスは"Waiting"です。これは"Hold"ボタンで"Held"と"Waiting"に変わります。"Held"はバッチプロセスでスキップされますが、batch listには留まります。
実行後、taskのステータスは"Completed"に変わります。失敗した場合はエラーメッセージがステータス欄に出ます。taskを再実行するには、"Repeat"ボタンでステータスを"Waiting"に戻します。
taskの順番を変えるには、taskを一個選んで"Up" / "Down" ボタン。削除は"Delete"、全削除は"Clear"ボタンです。
"Redirect"ボタンは書き出しフォルダの変更です。"Script"ボタンは全task終了後に実行するscriptの選択です。
USING MPEG STREAMCLIP WITH THE DREAMBOX
The DreamBox (
http://www.dream-multimedia-tv.com)
is a DVB set-top box. It comes in several versions (for satellite and digital terrestrial TV), with or without the hard disk. All these versions are supported.
The Enigma menu allows MPEG Streamclip to connect directly to the DreamBox, through the Ethernet interface. To enable this menu, please enter the
IP address of your DreamBox in MPEG Streamclip preferences. You have to enter the password only if different from "dreambox".
If youselect "Files...", the "Enigma Files" window will open, showing the files that are in the "movie" folder of the DreamBox hard disk. You can
update the file list at any time with the "Refresh" button. If you
click the "Open" button (or double-click a file), you can open and
immediately play a file in the player, you don't need to download it
before. With the "Upload" and "Download" buttons you can
upload/download one or more .ts files to/from the DreamBox. Using "Upload" you can also upload to the DreamBox, the stream that is
currently in the player, from In to Out. The stream will be
automatically converted to .ts while uploading. And, since you can open any DreamBox file in the player, this means that you can even upload a
DreamBox file to the DreamBox, after any editing or trimming, without passing through your Mac's hard disk.
If the batch list is open, or if you select more than one file, Upload and Download tasks will be
added to the batch list so you can execute them in batch.
Once the
.ts file has been uploaded, you need to update the movie list that is
in the "recordings.epl" file. This procedure can be done by clicking the "Rebuild" button and forces the DreamBox to reboot.
For this reason, uploading a file in the "movie" folder is not recommended: you
would better use the the "lost+found" folder for uploaded files, and leave the "movie" folder for TV recordings. In the Enigma Files window, you can go to the "lost+found" folder with the "lost+found" button and, with the "movie" button, you can go back to the "movie" folder; in the
DreamBox, you can go to the "lost+found" folder in File mode, by
choosing "Root" (red key on remote), then "harddisk" and "lost+found/".
With the "Delete" button you can delete a file from the DreamBox. You will
be asked 3 times for confirmation. One of these three messages will contain a mini-player that will let you see the .ts file for the last time, and realize what you are going to delete. You can disable the player by holding down the Option key while you click the Delete
button; this can be useful if, for some reason, MPEG Streamclip hangs
before the player appears. Still with the Option key, you can select and delete many files at once.
If you select "Recorder", the "Enigma Recorder" window will open, and, if the DreamBox is on, the name and the screenshot of the current TV channel will appear, with the
OSD (on-screen display) if present. Also, a remote control for the
DreamBox will appear.
With the "Start Box Recording" button you can remotely start/stop recording on the DreamBox hard disk. A red signal near the button will tell you whether a recording is in progress.
With the "Start Mac Recording" button you can start recording on your Mac's hard disk. You will be asked to choose a folder and a name for the .ts file to be recorder; however, to make this procedure faster, MPEG Streamclip goes to the last folder used for recording and proposes a
unique file name, using the channel name and the current date and time.
This feature is just what you need to use MPEG Streamclip with a
DreamBox that has no internal hard disk.
In both cases, the TV
channel shown in the window is the same shown by the DreamBox, and not necessarily the one being recorded; you must avoid changing channel
while recording on Mac, because the data flow may stop.
You can't start recording on Mac and on DreamBox at the same time.
Enigma
Recorder, used with the DM-7000, requires at least the 1.08 firmware; the remote control requires at least the 1.09 firmware.
If youselect "Web Interface" the browser "Enigma Web Interface" will appear.
This browser has limited functionality, but enough to operate the Enigma web interface. It is powered by Safari.
With the "<" and ">" buttons you can go to the previous and next page. The "Reload"
button reloads the web interface, while the "Refresh" button reloads the current page.
If you select "Easy Firmware" the window "Enigma Easy Firmware" will open. This window lets you update the firmware in the flash ROM, and install multiboot images in a USB stick connected to the DreamBox.
Enigma Easy Firmware has been included in MPEG Streamclip only for your fun: Squared 5 does not take any responsibility for proper or improper use of this tool, and for any consequent damage that might happen.
Enigma Easy Firmware is not yet compatible with the DreamBox DM 7020. But you can still use "Backup Settings" and "Restore Settings" in the 7020 without problems.
When
you open it, the window shows some data like the presence of
DreamFlash, the name of the active image, the size of USB stick, and the names of multiboot images already installed on USB. You can update these data at any time using the "Refresh" button.
With the "Update Firmware" button you can install a firmware image in the flash ROM. Please keep DreamUP and Virtual PC ready: if the update fails you might need them.
The button "Backup Firmware" will let you recover the firmware stored
in the flash ROM and will store it in a .img file.
With the "Install DreamFlash" and "Remove DreamFlash" buttons you can
install or remove the DreamFlash plugin, required for starting multiboot images. For the firmware 1.09 you must use DreamFlash 2.5 or later; for the firmware 1.08.x you must use earlier versions of
DreamFlash (2.0 through 2.3a). Please click "Install DreamFlash" and follow the instructions. When DreamFlash is installed, don't forget to configure it by pushing the blue key of your remote control, and
choosing "DreamFlash". Select "USB Stick" and don't change any defaultsetting. DreamFlash is a copyright of Mechatron and is therefore not
included in MPEG Streamclip; you can download it from:
http://www.bernyr.de/
With the "Backup Settings" and "Restore Settings" buttons you can respectively save on your Mac the settings of the currently active
image, and restore the previously saved settings in the active image.
Of course you can use "Restore Settings" to load one image's settings
in the other images. Settings are stored in a .tgz file and they
include only basic settings of Enigma. If you need to save/restore moresettings, you can use the software DreamXman.
Note that "Restore Settings" will force the DreamBox to reboot.
With the "Format" button you can format the USB stick, completely erasing
all its content. You will be asked twice before proceeding.
With the "Install Image" button you can install a multiboot image in the USBstick. The procedure is automatic and you don't have to use your remote control. Also, some essential settings (like IP address and language)
are automatically copied from the active image to the installed image.
The list of installed images will appear on the DreamBox display at reboot, and you will be able to choose the image to be used
with
your remote control.
With the "Rename Image" button you can change the name of installed images, while with the "Delete Image" button you
can delete an image and its settings.
Finally, the "Reboot Box" button will let you reboot the DreamBox:
useful if you want to activate another firmware image.
USING MPEG STREAMCLIP
WITH
THE TOPFIELD TF5000PVR/TF5500PVR
The
Topfield TF5000PVR/TF5500PVR (
http://www.topfield.co.kr) is a
DVBset-top box. The TF5000PVR comes in two versions: one for satellite and the other for digital terrestrial TV. There are also other devices in the same family, like the TF5800PVR, the TF5010PVR, the TF5100PVR and the TF5510PVR; they are usually supported.
The Altair menu allows MPEG Streamclip to connect directly to the Topfield
TF5000PVR/TF5500PVR, through the USB interface. To enable this menu, please select "Enable Altair" in MPEG Streamclip preferences.
If
you select "Files...", the "Altair Files" window will open, showing the files that are in the "\DataFiles" folder of the Topfield hard disk.
You can update the file list at any time with the "Refresh" button. If
you click the "Open" button (or double-click a file), you can open and
immediately play a file in the player, you don't need to download it
before (for smooth playback, you must have an USB 2.0 port on your Mac). With the "Upload" and "Download" buttons you can upload/download
one or more .rec or .ts files to/from the Topfield. Using "Upload" you
can also upload to the Topfield, the stream that is currently in the player, from In to Out. The stream will be automatically converted to .rec while uploading. And, since you can open any Topfield file in the player, this means that you can even upload a Topfield file to the
Topfield, after any editing or trimming, without passing through your Mac's hard disk.
You can change folder, if you wish: with the "Up"
button (or double clicking "..") you can go up to the parent folder, with the "Data" button you can go back to the \DataFiles folder, and if
you want to go into a subfolder, just double-click it.
In the
\DataFiles folder and in its subfolders you can only upload/download files with the .rec extension. In the other folders, with the Upload and Download buttons you can upload/download files with any extension. For instance, in the \ProgramFiles folder you can upload .tap files, while in the \MP3 folder you can upload .mp3 files. And you can even
upload and download a folder with all subfolders.
If the batch list is open, or if you select more than one file or an entire folder, Upload and Download tasks will be added to the batch list so you can execute them in batch.
The Altair menu has an option called "Turbo", enabled by default, which gives higher data transfer rate. When Turbo
is enabled and a data transfer (download, upload, high-speed playback)
is in progress, the Topfield does not respond to the remote control: in this case, if you want to use your remote, you have to disable Turbo.
But please note that, unlike what happens in Altair.exe or MacTF, with Altair Files you can enable and disable Turbo at any time, even in the middle of a data transfer. The change takes effect in a few seconds. Also note that you don't have to disable Turbo when there is no data transfer: Altair Files does it for you.
With the "Delete" button you
can delete a file from the Topfield. You will be asked 3 times for confirmation. One of these three messages will contain a mini-player that will let you see the .ts file for the last time, and realize what
you are going to delete. You can disable the player by holding down the
Option key while you click the Delete button; this can be useful if, for some reason, MPEG Streamclip hangs before the player appears. Still
with the Option key, you can select and delete many files at once.
Using the Delete button, you also can delete an entire folder (or many folders) and all the files and folders contained in it. But you have to hold down the Option key while you click Delete, and again, you will be
asked three times for a confirmation. Please note that some folders, like \DataFiles, cannot be deleted.
With the "Rename" button you can change the name of files and folders.
But you can't change the file extension.
With the "Folder" button you can create a new subfolder in the current folder. A default name will be proposed to you: to change it, you can
click "Rename" in the window that will appear.
Altair Files does not make use of any portion of code from MacTF or Altair.exe. In fact, the I/O system included in Altair Files (and developed by Squared 5) is much more powerful than those found in MacTF or Altair.exe, and it can handle up to 3 different streams from/to the Topfield at the same time(download + upload + playback). And the user interface is more comfortable and responsive. Also, Altair Files is more reliable than MacTF.
Please note that MacTF cannot be used while Altair Files is running.
OTHER COMPATIBLE DEVICES
MPEG Streamclipは、FireWire、 Ethernet、 USB、DVD デバイスと互換性があります。例えば:
- digital video recorder:Elgato EyeTV、ReplayTV
- set-top box:Humax PVR-8000、Homecast、Technisat S1
- camcorder: Panasonic SV-AV100、JVC Everio、Sony T1 camera、Panasonic VDR-M70、Hitachi DZ-MV230
- その他たくさんのデバイス
MPEG StreamclipはDVHSCapと VirtualDVHS(開発者向けにAppleが配布しているFireWire SDKに含まれる無償アプリケーション)がサポートするMPEG-2デバイスとも互換性があります。代表的な例は、Sony IP7/MicroMV, the Sony HDR-FX1, the JVC GR-HD1 camcorders; the JVC HM-DH30000U and the Mitsubishi HD-2000U video cassette recorders; the Samsung SIR-T165set-top box, and many more cameras or recorders. これらの機器を持っていたら、 FireWireに繋いで、DVHSCap か VirtualDVHS(どちらでもちゃんと動く方)で M2Tファイルをキャプチャし、 MPEG Streamclip で他のフォーマットに convertできます。
もちろんこのリストは完璧ではありません。MPEG Streamclipは非常に幅広いMPEG デバイス/レコーダに対応しています。
しかしながら、有名な互換でバイスは上記にリストアップしてあります。
DVDのコンテントをconvertしたい場合は、VIDEO_TSフォルダのVOBファイルを開いて下さい。
このアプリケーションはencrypted VOBファイルを開けません。DeCSSの実装は10分ほどかけて数行のコードを追加すれば済みますが、それはこのソフトの不適切な利用を引き起こします。Squared 5はDeCSSを実装しない方針です。このアプリケーションは適法な範囲の使用のみを意図しています。
INTERNATIONALIZING MPEG STREAMCLIP
MPEG Streamclipはローカライズ可能です。
現在、英仏独伊、ブラジル、ポルトガル語があります。英伊はSquared 5 (me)が用意しました。
仏訳の提供はadesir。翻訳は100%。adesirへの連絡は彼のvideo forum:
http://mac-video.desir.fr/
仏語ですが有益な情報も見つかります。
独訳の提供はRobert Zimmer。翻訳は70%ですが、主要部分は網羅しています。Robert Zimmerの連絡先は e-mail
address: rojoziあっとarcor.de .
ブラジル(版ポルトガル語)語訳の提供はRosen。翻訳は100%。連絡先はe-mail address: rcholbiあっとmac.com .
スペイン語訳の提供は Pedro Alvera。翻訳は65%ですが、主要部分は網羅しています。連絡は彼のweb site:
http://www.pedroalvera.com/
この方々に感謝を(無償でローカライズしてくれました)。
ローカライザのみなさんは、ベータ版をプレビューするアクセス権をもっていなかった事に留意してください。また、リリース前に彼らの翻訳をほとんど弄って居ない事にも注意してください。
あなたも自分の言語にローカライズできます。ファインダーでアプリケーションをControl-clickし、"Show PackageContents"を選びます(まぁ、この文言はあなたの言語で表示されますが)。次に中のフォルダを"Contents"、"Resources"と開いてゆき、"English.lproj"フォルダを複製して、自分の言語の英語名をつけます("Spanish.lproj", "German.lproj", "French.lproj"などなど)。リネームしたらそのフォルダを開いて、"Localizable(disabled).strings" を "Localizable.strings"にリネームします。これをユニコード対応のテキストエディタで開き(TextEditとか)、右側にある文字列を翻訳していきます。同じフォルダ内部のテキストファイルも必要に応じて翻訳して下さい(もちろん、このユーザーガイドの翻訳はとても困難です)。翻訳が終わったらMPEG Streamclipを起動して動作テストができます。ファインダのInfoウィンドウでローカライズの適用を切り替えられます。
MPEG StreamclipはUIの文字列をLocalizable.stringsファイルから読み込みます。
.nibファイルは弄らないで下さい。もしも翻訳した文字列がUIのフィールドに収まらなかったら、短くするかSquared 5にフィールドを伸ばすよう連絡して下さい。
送った時点で、Squared 5に以下の権利を暗黙のうちに許可したと看做します。
あなたのローカライズの全部または一部を無償で次のバージョンのMPEG Streamclipに使用する権利。
あなたの名前と(可能なら)e-mail addressをこのヘルプとPreferenceに表示する権利。
いつなんどきでもあなたのローカライズを修正したり、他のファイルの内容にmixしたり、破棄して他のローカライゼーションを採用する権利。
SUPPORT
このアプリケーションにサポートはありません。Squared 5(squared5@mpeg-streamclip.com)にメールを送る事が可能ですが、返答は時間のあるときにしかできません。
質問でなくてもフィードバックは歓迎です。改善に役立ちます。
その際はMac OS XのバージョンとCPUの種類(PowerPC or Intel)を忘れずに書いて下さい。
BUGS?
バグリポートはSquared 5(squared5@mpeg-streamclip.com)まで。解答しない事もありますが調査し、次のバージョンで直る可能性があります。